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つくられた障害「色盲」 (朝日文庫)
 
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つくられた障害「色盲」 (朝日文庫) [文庫]

高柳 泰世
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

色覚検査で指摘された“色覚異常者”が、実際に信号や薬の色を間違えることはほとんどない。それにもかかわらず、あらぬ差別・偏見に苦しむ数百万の人々がいる―間違った認識の放置と撤廃すべき検査・規制を指摘してきた眼科医が書く、つくられた障害「色盲」の実態。

内容(「MARC」データベースより)

色覚検診には多くの誤診が含まれ、ほとんどの「色覚異常者」は信号や薬の色を間違えないという。検査の見直しと、入学・就職規制の撤廃の運動を続けてきた著者が、差別や誤解をなくすための新しい呼称や検査法を提起する。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 226ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2002/06)
  • ISBN-10: 4022613831
  • ISBN-13: 978-4022613837
  • 発売日: 2002/06
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 623,949位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この本を読んで「色盲」という概念や存在自体について相当に偏った知識

しか持っていなかったことを思い知らされた。また「色盲」と「診断」された

人たちが受けてきた(あるいは、現在も受けている)有形・無形の差別や

偏見、社会の誤解については正直背筋が寒くなるものを感じた。

「血液型性格判断」なるエセ科学が一部で幅を利かせていて、正直苦々しく

思っているのだが、「色盲」に対する誤解・偏見はそれに匹敵するのでは

ないかと思う。

21世紀にもなってこのような認識がまかり通っている事には驚愕する

しかない。

ただ唯一残念なのは、著者がある種の義憤のようなもの(?)にかられて

いるためか、文章がかなり感情的でヒステリックなものになってしまって

いる部分がある点である。該当部分を冷静に淡々と記述すればより説得力

が出たのではないかと思われ、その点だけは残念である。

以上の事を考慮し、評価は★4つとした。

だが、是非とも多くの人に読んでもらいたい。一読に値する価値のある本

であることは間違いないと思う。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 234
形式:文庫
色に関係のない職種なら色弱くらいならば何の問題もないかも知れないが、微妙な色合いの違いが分からない人間が使えない仕事なんていくらでもある。

患者の顔色も分からない医者、野菜の新鮮さも分からない料理人、色合いを伝えることができないカメラマン、抵抗値を読めない電気屋。
理系職業には就けられない。
PCでの仕事なら問題はないと言われた時代もあったが、今や逆にPCで配色をするのが当たり前。 文系職業でも色が分からないと不利になってきた。

それを強引に「差別をなくせ〜」などと一緒の職に放り込むことが本当に本人のためになるのだろうか。
そんなことをしても色弱者はなくならない。
考えたら分かりそうなものだ。
単なる人権主義者としか思えない。

そんなことよりも、本当にすべきだったのは色弱者を障害者と認めることだったのではないだろうか。
障害者と認められたら就職で差別される場合もあれば逆に障害者枠で就職できる人も出てくる。 それがなかったから差別だけが行われていたのだ。

もう一度言うが、差別がなくなっても「色弱者が正常に色を見ることができなくて困ると言う状態」はなくならない。

ちなみに、私自身が幼少より理系職業を目指していたが色弱のために文系への転向を余儀なくされた張本人です。
私が色弱で困るハンディを近頃PC作業でよく感じている張本人なのです。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
非常にマジメで、真摯な態度で1つ一つの問題を行動的に解決していく姿勢は大変に素晴らしい。色弱の人の未来を切り開く名著。必読。
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