出版社/著者からの内容紹介
「人間らしさ」も、こんないい加減な作りの脳からこそ、生まれた。
私たちの愛、記憶、夢、神・・・なども、その産物にほかならない。
「脳の可塑性」研究における国際的リーダーであり、
「同業者として<神様>のような存在」と、池谷裕二氏が称えるリンデン教授が放つ、
脳と心の常識をひっくり返す話題作!
★「私が尊敬するリンデン教授の本だから、文句なく面白い。
虚言、セックス、夢、宗教・・これらが脳の設計ミスから生まれることを知れば、
読者の<常識>はブッ飛ばされるだろう」
----池谷裕二氏、大推薦!
著者:ジョンズ・ホプキンス大学医学部・神経科学科教授。脳の可塑性の研究分野で、国際的リーダーの一人。
『Journal of Neurophysiology(神経生理学ジャーナル)』の編集長も務める。
::目次::
1章 ● 脳 の 設 計 は 欠陥 だ ら け ?
・・脳の作りは、案外いい加減・・スイッチが入ったままの小脳・・脳はアイスクリームコーンのようなもの・・ほか
2章 ● 非 効 率 な 旧 式 の 部 品 で 作 ら れ た 脳
・・燃費が悪い脳・・軸索は水漏れする庭のホースのよう・・脳はサイコロを振る・・ほか
3章 ● 脳 を 創 る
・・遺伝子ではできないこと・・発達中の脳は戦場のようなもの・・環境の豊かさはビタミンに似ている・・ほか
4章 ● 感 覚 と 感 情
・・脳はなぜ「物語」を作るのか?・・P細胞とWhat経路、M細胞とWhere経路・・情報の隙間を埋める脳・・ほか
5章 ● 記 憶 と 学 習
・・記憶の想起はネット検索に似ている・・記憶のエラーが起こる理由
・・長期記憶の作られ方・・「記憶」は、進化の偶然の産物に過ぎない・・ほか
6章 ● 愛 と セ ッ ク ス
・・脳が決めた性の特徴・・脳の性差とはなにか?・・歯磨きで起こるオーガズム・・ほか
7章 ● 睡 眠 と 夢
・・睡眠はなぜ必要なのか?・・レム睡眠とノンレム睡眠が交互に行われる理由・・なぜ夢を見るのか?・・怖い夢が記憶の統合を促す・・ほか
8章 ● 脳 と 宗 教
・・宗教が存在する理由・・脳の「物語作り」は止められない・・ほか
9章 ● 脳 に 知 的 な 設 計 者 は い な い
・・インテリジェント・デザイン論の根本的な誤り・・まったく逆の真実
::レビュー::
神経科学に詳しい読者であっても、スパイスの利いた論点、入手し難い貴重な情報の数々を、
大いに楽しめるだろう。
----『ネイチャー』誌
私たちを魅了し続ける数多くの事例と刺激的な考察にあふれている。
----『ニューロン』誌
リンデン教授の語り口は、読者をとらえて放さない。
----『サイエンティフィック・アメリカン』誌
私たちの脳が、洗練されたデザインなどされているわけではなく、
ぶざまなつぎはぎだらけであることを解き明かしている。
----『ニューズ・ウィーク』誌
内容(「BOOK」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ジョンズ・ホプキンス大学医学部・神経科学科教授。脳内の情報記憶に関わる細胞基質などの研究に取り組む。脳の可塑性の研究分野では、国際的リーダーの一人。『Journal of Neurophysiology(神経生理学ジャーナル)』の編集長も務める。米・メリーランド州ボルティモア在住
夏目 大
翻訳家、ライター。翻訳学校「フェロー・アカデミー」講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)