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っぽい
 
 

っぽい [大型本]

ピーター・レイノルズ , なかがわちひろ
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「正しい絵」「正しい作文」って、なんだろう? 世の中には「正解」があることなんて、少ないんだ。人気作家レイノルズから子どもたちにむけた、暖かいメッセージ絵本。―――絵をかくことがだいすきな男の子ラモン。でも、ある日、ラモンは、自分がかいた絵がなにを描いたものかわからないと笑われてから、思いのままに絵を描けなくなる。なんとか「正しい」絵をかこうとするのだけれど、うまくかけなくて、ついには絵をかくことをやめてしまう。けれど、そんなラモンの絵を、「なにかがちゃんと伝わってくる」から好きだといってくれる妹のおかげで、「正しい」絵を描く必要などないことに気づき、また自分の思うまま、自由に絵や文章をかいていけるようになる。世の中に「正解」があることなど少ないのだし、「ものほとはかくあるべき」という価値観にこだわることはないという普遍的なメッセージを、人気作家レイノルズが、子どもたちにやさしく語りかける。大人のせまい価値観にとらわれることなく子どもを見てあげてほしいという、親に向けてのメッセージ絵本でもある。

内容(「BOOK」データベースより)

「こうでなくちゃああでなくちゃじょうずにできなくちゃ」そんな枷がなくなったら、世界はもっと楽しくなる。

登録情報

  • 大型本: 32ページ
  • 出版社: 主婦の友社 (2009/3/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 407263171X
  • ISBN-13: 978-4072631713
  • 発売日: 2009/3/25
  • 商品の寸法: 20.8 x 19.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 207,442位 (本のベストセラーを見る)
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形式:大型本
訳者のなかがわちひろさんのあとがきによれば、原題は“ish”だという。
読みながら、作者ピーター・レイノルズが読み手にどうしても伝えたいことが
こころのど真ん中に飛び込んできて、じわじわと広がってゆく。
その心地よさに、何度も繰り返し読んだ。
これは、わたしのための本だと感じ入った。

まず、わたしが楽しまないと。まず、わたしがちゃんと感じないと。
なにもかもを認めてもらった感じ……。なにもかもを赦された感じ……。
この春、命というものと向き合わざるを得ない病気、手術、入院を経て、
自分の生き方や残りの人生や、家族との関わりかたを考え直すという機会を得た。

わたしもラモンのように「いつだって せかいを まるごと あじわって くらした」い。
そのために努めようと思う。 
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By y.st
形式:大型本
自分の描いた絵をお兄さんから似てないと馬鹿にされて以来、何度描いてもうまくいかなくなり、描いては破り捨てて描く気が失せてしまったラモン。妹が持ち去ったので追いかけると、妹の部屋には、ラモンが捨てた絵が壁に沢山貼ってあります。

「ちゃんと かびんっぽい えだよ。 かびんの きもちが するもん」という一文に打たれました。それからは「っぽい」絵を描き続け、自分の感性のままに味わうことを覚えたという話です。

色々な解釈ができそうですが、「かくありき」という意識があると、子供の自由な感性が育つのを阻害されうるということだと思いました。

振り返ってみると、読書感想文が苦手で何を書いてよいかわからずに悩んだ私には、自分が感じた通り、という「感じるもの」がどういうことかがわかりませんでした。絶えず、自分はどうあるべきなのか、どう書けば求められている答えになるのか、どうしたら叱られないものを書けるかばかり考えていたからです。

自己評価がなかなか上がらず、自信を持てない時期が長かったのは、あるべき自分像とかけ離れた自分であるという自覚が背景にあったのも原因の一つだったのではないかと思っています。

自分がいいなと思ったら、それでいい。それが、個性や感性が育つ出発点なのかもしれません。大人になってからそれがわかりましたが、もっと早く気づき、そういう気持ちを大事にしておきたいことだったなと、振り返って思います。

この本は訳も素晴らしいと思いました。『てん』の訳は谷川俊太郎さんで『っぽい』は『せかいでいちばんつよい国』の訳の なかがわちひろ さんでした。いずれもよい絵本だと思いましたが、私には特に学びたかったことなので、『っぽい』の方が親近感が沸きました。

最後に、この本の絵は、イラスト風なので好みが分かれると思います。
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By ヨッシーのタマゴ VINE™ メンバー
形式:大型本
私もそうなのですが、そんなつもりでなくても何気ない一言で人を傷つけていたりする。
何気ない一言で、とてつもなく元気をもらったりする。

ラモンを傷つけたお兄ちゃんの一言、そして妹のマリソルからもらったやる気。
お兄ちゃんとしての気持ちや態度、小さな妹の素直な感性、
そこのところの描写もそつがなく 自分や身近なものに例えられるのだと思う。

ほめる=おだてるではなく、やる気をおこさせる言葉のマジック。
そしてほめることのできる感性を持つことの大切さ、といいましょうか。
自然とそういう気持ちにさせてあげられるような大人になりたいですね。
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