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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
産後うつの問題,
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レビュー対象商品: ぢごぷり(2) <完> (アフタヌーンKC) (コミック)
産前・産後とこのマンガを読み直してみました。
生む前は主人公の変貌に恐怖を感じるだけでしたが、産んでからは むしろ境遇や心の変化に共感できるようになりました。 生んだ後になってようやくこのマンガは「産後うつ」をテーマに しているのかなと思えるようになりました。 というのも話の展開が唐突すぎてちょっと分かりにくかった と思います。 話が進むにつれて主人公の謎の境遇が徐々に明かされていく 謎解き風の展開になっているのですが、その転換が通常では あまりないシチュエーションなのと、あえて謎解きにする 必要があったのかあまり必然性を感じられなかったです。 むしろもっと「産後うつ」に的を絞って虐待や育児放棄の背景に あるものを最初から掘り下げていたほうが、いままでの男性漫画家が描いてきた 「子どものためならどこまでも奉仕できるお母さん」 「すべてにおいて完璧な母親像」を打ち破る、 傑作になっていたんじゃないかと思うと、 中途半端に終わってしまった感があって残念です。 主人公の夫はすでに他界しているのですが、それによって 父親不在の育児に言い訳がつくられてしまっているようにも 思えます。育児に無関心or全く理解できていないor表面的にしか分かってない、 そういう男性を描いたほうがもっと女性から共感を得られたのに なあって思います。 社会的に見捨てられがちな今の育児環境についてもっと リアリティのあるマンガの方が良かったのにと思いました。 母親が子どもを虐待するという反社会的なマンガなので 批判も相当あったと思いますが、負けないでほしかったです。 是非、もう一度書いて欲しいマンガです。 個人的な趣味としては萌えでシンプルな絵柄にはあんまり 感情移入できませんでした。
14 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
極端ですが同感できますね,
By M - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ぢごぷり(2) <完> (アフタヌーンKC) (コミック)
2児の父です、もうずいぶん大きくなって手間はかかりませんが
学費でめちゃくちゃ苦労してます、確かに子育てに終わりはないです 子供らが生まれた時に親の介護もあったので、このコミックにある ノイローゼになりそうな状況というのはとても良くわかります まぁ0歳児保育だったのでちょっと状況は違うんですが・・ 子育ても介護もする人は聖人・・周りのコメンテータの見方は(笑) 人間がするんだから当然息も抜きたい、余裕も持ちたい でもそれをするのは悪・・なんですよね、今の世の中・・ そんな状況で子供増えるわけないと思います(汗) この本のニュアンスは非常に良くわかります ただこれじゃ愚痴の粋から出ていない気もします 子育て対策本・・どういうものを使えば余裕が出るのか どうすればぢごぷりを本当のプリンセスと思えるのか それを子供の居ない人らに伝えて欲しい気がしました 怖いと言うのはとても簡単ですし、我慢出来たのにとか 周りに言えば何とかなったのにとかの事後報告も簡単です まぁ経験していないコメンテータの常套句ではあるんですけど・・ 命綱にならない本だという事で星1つ消しました 次回作は苦労をどういう風にクリアしたかを このタッチで読ませて欲しいです、作者さん宜しくです
39 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一石を投じる作品,
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レビュー対象商品: ぢごぷり(2) <完> (アフタヌーンKC) (コミック)
偶然ですが、このレビューを書いている現時点で、若いシングルマザーの母親が2人の幼児を家に放置して死なせてしまうという事件が世間を騒がせています。
以前なら嫌悪感しか抱かなかったであろう事件が、しかし本作を読んでからだと違う受け止め方をするようになりました。 「(母性本能が)あって当たり前みたいな言い方…しないで…」とは主人公の弁。 二人の幼児を死なせたのは確かに母親なのかもしれません。 しかし母親をじわじわと追い詰めたのは、私達が普段無自覚のうちに押し付けている、「ステレオタイプで思考停止な、コピペのような正論」ではなかったか? 母親を「理解できない」と言う前に、そもそも理解しようとしたことがあったろうか? そう思うようになりました。 『何も知らないのに聖域扱いするな!ここには確かに「地獄」があるんだ!』 打ち切りで終わった感のある本作(笑)、ストーリーの進行は駆け足でしたが、そういった作品のテーマ(←たぶん?)は非常によく伝わってきたように私は思います。
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