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ちーちゃんは悠久の向こう (角川文庫)
 
 

ちーちゃんは悠久の向こう (角川文庫) [文庫]

日日日
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

幼馴染のちーちゃんと穏やかな日常を送っていた「僕」。しかし、ある怪異事件を境に2人の日常は一変し……。変わるはずのない日常が崩壊する恐怖と青春時代の瑞々しさを描いた、日日日の鮮烈デビュー作、復活!

内容(「BOOK」データベースより)

「あぁ…幽霊が見たいなぁ」―オカルト好きな幼なじみの少女・ちーちゃんに振り回されつつも、穏やかな日常を送ってきた少年・悠斗。高校入学を機にオカルト研究会に入った、ちーちゃんの“香奈菱高校七不思議”探究につきあわされた悠斗は、そこである怪異に遭遇する。以来、二人の“変わるはずのない日常”は崩壊し…。いつか終わりのくる少年少女の青春時代、それを瑞々しく描いた、日日日の鮮烈デビュー作、復活。

登録情報

  • 文庫: 201ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/6/25)
  • ISBN-10: 4044810141
  • ISBN-13: 978-4044810146
  • 発売日: 2010/6/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
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53 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
天才…? 2005/2/18
By カスタマー
形式:文庫
 最後まで読んで正直に旨いと思った。
 読者を読み込ませる文体に脱帽。
 文章には流れがあり、作者はその流れを生み出すのが旨い。

 が、如何せんストーリーがつまらない。
 「原稿を埋めるのが旨い」が、イコール「純粋に文章力がある」「物語の本質が面白い」ではない。印象に残らないエピソードの羅列や、伏線放棄、ご都合主義のクライマックス。作品としての完成度は決して高くない。

 巻末の解説で、ライトノベルと、俗にセカイ系と称される作品群を散々罵倒した(そう解釈されても仕方が無い)文章が載っている。挙句の果てに解説者曰く、作者が目指すものや本書はライトノベルではなく、「ぶんがく」なのだそうだ。
 しかしこの小説はどう見ても明らかに文章力も構成力もライトノベルと同等かそれ以下である。さらに登場する少女は、学校と自宅の周辺ぐらいしか認知できてないようなセカチューにすら劣る圧倒的に狭い世界観の持ち主のくせして、やれ「日常に興味が無い」だの、やれ「自分は異世界の住人だ」などと、エヴァの某主人公もビックリなキチガイのセカイ系キャラクターだ。学校に来る前に精神科に行けよと声を大にして言いたい。

 さらにキャラクターも破綻している気がする。ちーちゃんの性格ならば、幽霊を見なくなる方法がまだどこかにあるはずだと最後まで諦めないと思うのだ。しかしその展開や可能性をご都合主義で早々にぶった斬り、全てはもう遅すぎた、神様は性悪だ、などとほざくモンちゃん。
 そういえばどっかの誰かがこういうシナリオの事を「あらかじめ決してうまくいかないことが約束されている恋愛にハマる心理ね……ははあ、」と罵っていたような。はて、あれは誰だったか(皮肉)

 昔から本が好きで長い間様々な小説を読んできた私にとって、この程度の作者を天才だ革命児だとヨイショしてホイホイ宣伝している事自体が何やら馬鹿にされてるようで非常に腹立たしく許せない。
 もっと素晴らしい作品はたくさんある。ハッキリ言ってこんなんで簡単に革命されてしまうものなら日本文庫はもう終焉だ。

 本来の評価は☆1つだが、作者はまだ若く将来性があるのでオマケで2つという事で。

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形式:文庫
読みやすかったです。
デビュー当時からこの読ませ方をしてたのかとびっくりです。
受賞当時名前は知っていました。でも作品はひとっつも手に取らなかったです。
角川文庫から出ているのを知り、衝動買いです。

キャラクタの根本もしくは原因がちっとも分からなかったですね。
オカルト好きの原因や虐待の理由。
こういう設定なんだ、とはいえ一文くらい足すべきでは?と思いました。
ラスト、飲み込めなかったんですが。
意味が分からない。説明されないと分からないラストの書き方もどうかと。

ジャケットは元版元の方が良かったです。
このレビューは参考になりましたか?
By ミーミルの泉 トップ1000レビュアー
形式:文庫
『ちーちゃんは悠久の向こう』です。
『幽霊好きの幼馴染・ちーちゃんに振り回されながらも、「僕」の平穏な日常はいつまでも続くはずだった。疑いもしなかった「変わるはずがない日常」が音を立てて崩れ落ちていくさま、それをただ見続けるしかない恐怖を描いた、新感覚のジュブナイル・ホラー。世紀末の退廃と新世紀の浮遊感を内包した新時代作家・日日日(あきら)、堂々デビュー。』

日日日の数ある受賞作の内の一つです。ホラー、というほど恐怖があるわけではありませんが、ちょっと不気味なミステリーといった感じです。
表紙はともかく本文にイラストは付いていません。が、キャラ的にも設定的にも、一般文芸というよりはズバリ、ライトノベルです。

内容的には、普通に上手い、という感じ。複数受賞の大型新人高校生、という過度に期待した目で見ると肩透かしになりそうですが、確かに下手ではありません。
冒頭からいきなり虐待設定が出てきて唖然、というところなど、欠点も挙げればいくらでもあるのでしょうけど、それなりにしっかりした文体での語りで世界観を楽しむことは充分にできます。既存作品とのかぶりも多少指摘されているようですが、それほど気にしなくてもいいと思います。それを言うなら、世のライトノベルは劣化ハルヒ作品ばかりですし。
ラストも、ちょっと唐突に伏線を強引に束ねてしまっていて「えっ」と一瞬思ってしまいましたが、これはこれでいいのだと思います。
作中にも作者の持つテーマが盛り込まれているようですし、そういう意味では『狂乱家族日記』とか『蟲と眼球とテディベア』のような他の受賞作と深い根っこの部分で共通していて、日日日の個性が出ている、といっていいのだと思います。
狂乱や蟲のような続編は無く、一冊でしっかり読み切れるのが良いです。ただし、出版社は既に倒産してしまっていますが。
評価は、普通に良かったので★4といったところです。
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最近のカスタマーレビュー
悠久はすぐそこ
多作なこの著者の本のなかでも異色。
切実で、独特な視点と勢いのあるこういう文章は年をとったら書けないと思うと同時に、... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: paper phone
この本が幽霊そのもの
ヒロインがオカルトにはまった理由も意味が分からないし、
親が虐待する理由も虐待自体の表現も深みがない。... 続きを読む
投稿日: 2008/11/26 投稿者: ドンボドンボ
「なぜか」印象に残ってしまった本
この作品単体の面白さはそれほどでもないのですが、なぜか最後まで読んでしまいました。
それだけの力がある作家さんなんだな、と感じました。... 続きを読む
投稿日: 2007/11/25 投稿者: z
不気味かも
日日日さんはライトノベルから入ったんですが、書店でたまたま見かけてこちらも手にとってみました。驚いた。鬱でした。... 続きを読む
投稿日: 2007/9/6 投稿者: 苺語
祝☆☆☆仲里依紗主演で映画化だそうです!!
... 続きを読む
投稿日: 2007/4/20 投稿者: ミカリスナイト
新しい感性の萌芽を感じる
本作品を読んでの、まず一番の感想は「読みやすい」です。

やはりこれはライトノベルとしか言いようがないでしょう。... 続きを読む
投稿日: 2006/9/10 投稿者: のいのい
絶賛するほどとは思いませんが、読む価値はあります
... 続きを読む
投稿日: 2005/12/11 投稿者: 夙夜 健
面白いんだけどね・・・
... 続きを読む
投稿日: 2005/11/23 投稿者: 理系の文系
うーん
読後の感想は……この日日日って人はものすごい西尾維新が好きなんだろうと。... 続きを読む
投稿日: 2005/8/1 投稿者: まさみ
そう言う意味では「日日日」(あきら)は天才だ。
途中まで読んで寝たら夢に出た。
日日日の小説の文体とか感覚とかすごい共感したし、彼はやっぱ天才なんだと思う。... 続きを読む
投稿日: 2005/5/25 投稿者: XERE
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