表紙の端正なイラストに惹かれて購入。
学校や部活に馴染めない少年少女が、音楽を通じて交流する様子をコメディタッチに描いた作品。
基本的には真当な青春物語だが、扱う音楽がブルースである点が特異かもしれない。
恐らく、マイノリティのための音楽=ブルース=学校に馴染めない少女、というような図式が物語の軸にあるのだろう。
また、作中に出てくる曲やアーティストは実在しており、シナリオ担当者のTwitterでは曲紹介がされている。
キャラクター造形はテンプレ的だが、キチンと人物の多面性が書かれている(例えば、「委員長キャラ」の「夜遊び」や、「天才キャラ」と「対人恐怖」の組み合わせ等)。
一言で言うと、みんな可愛い。
玉置勉強のイラストは言わずもがな、ストーリーも中々上質である。
単行本一冊の値段を考えてみても、購入して損は無いだろう。