作例として登場する5種類のちいさな絵本たちは、どれも本当にかわいらしく、すてきです。ページをめくるたびにワクワクして、こんな絵本が自分で作れたらいいな、と感じさせてくれます。また、随所にキュートなイラスト、写真がちりばめられており、それらを見ているだけでもしあわせな気分になります。
ところで最終ページに『本書の手順を行うには「Adobe Photoshop」と「Adobe Illustrator」が必要です』とありますが、実際にはこれらのソフトがなくても工夫次第でどうにでもなると思います。私自身もこれらのソフトを持っていませんが、もう少しお安い代替ソフトを使ったり手作業で補ったりすれば、特に問題ない気がしています。
そもそもこの本は、「手順に従いさえすれば誰でも同じモノができる」という類のハウツー本ではありません。同じような絵本じゃなくて、世界にたった1つしかない自分だけの絵本を作るための本だと思います。この本の作例で説明された色の選び方、レイアウト、製本の方法などなどを参考にしながら、ぜひ私も絵本を作ってみたいと思いました。