- 【 講談社ストアはこちら 】 -累計750万部を突破した大人気コミック『宇宙兄弟』や、『のだめカンタービレ』や『ホタルノヒカリ』といった名作を次々と生み出した雑誌『Kiss』の20周年特集など今注目のタイトルや特集は講談社ストアへ。
初めてしゃべった日のこと、およめさんのまねをしたこと、みずぼうそうになって注射をうったこと…。日々のエピソードが丹念に積み重ねられ、ひとりの女の子が読者の前にだんだんと浮かび上がってくる。
その何気ないエピソードに独特の味付けがしてあるのが楽しい。モモちゃんが生まれた日「ほんのおいわいのしるし」にカレーを食べてもらおうと、じゃがいもやにんじんが駆けつける場面。ママがミシンで「たったかたあ」と30枚ものパンツを縫う場面。帰りが遅いママのことを怒ったモモちゃんが口をきかずに夜道を歩く場面。身につまされたり、涙ぐんだり、笑ったり…読み手それぞれが一番心をゆさぶられるお気に入りの場面がきっとあるはず。モモちゃんの大事な相棒、黒ネコのプーもこのお話になくてはならない存在。
本書に続く第2巻ではアカネちゃんという妹が生まれ、モモちゃんもお姉さんに。さらに巻がすすむにつれ離婚や死を扱う機会も出てくるが、著者はごまかしたり逃げたりせずに、効果的に比喩を用いながらきちんと語っていく。子どもへの真摯(しんし)な姿勢が感じられる名作。成長にあわせて、読んであげたい。(門倉紫麻)
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離婚を経験し、シングルマザーとして子供を育てた筆者は「こんな特殊な家庭の話を書いて、普通のご家庭のお子さんに受け入れられるのかしら?」という不安を抱いていたと、かつてどこかで読んだ記憶があるけれど、彼女の一連の「モモちゃんシリーズ」に登場する子供達は、決して「特殊な子供」などではなく、愛情あふれる目で注意深く観察された、等身の生き生きとした子供たちなのである。
ユーモアと愛情がたっぷりと注ぎ込まれた一冊。
子供の頃、私が大好きだったこの本を、今は5歳の娘が夢中になって読んでいます。
母親になった私は、たくましく育っていくモモちゃんの姿に、ホロリとされながら、頑張っているママの姿に元気をもらっています。
20数年ぶりに読み返して驚くのは、意外なほど記憶に残っている場面の多いこと!!
水疱瘡のきゅうり、はつかねずみたち、物干し竿にはためくパンツたち、etc.
「そうかあ、この本の記憶だったんだ」
と、自分の中に残っている豊かな視覚的イメージを再確認して感動しました。
ストーリーにはユーモアもあり、読みながら笑ってしまうことも多いですが、
モモちゃんとママがけんかをする章では、5歳の娘といっしょに
泣いてしまいました。
きっと、娘の記憶の中にもたくさんのものを残してくれる本だと思います。
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