児童相談所に勤める新人児童福祉司を主人公とした、「児童虐待」をテーマとした少年漫画。
私事だが少々福祉行政に関わっていた事があるが、中を経験した人間から見ても少年漫画らしさを
保ちつつ違和感がないように仕上げられている。
児童虐待に関するコラムも挟み込まれ、なかなか児童虐待について勉強したい大人にとっても
ためになる漫画となっている。
しかし難点もある。少年漫画ゆえの難しさだろうが、何故虐待をくわえてしまったのかという
親側の掘り下げがやはり不十分なのだ。また、どうしてもショッキングな描写が多いためテーマの
割に薄っぺらい印象を持つヒトもいるかもしれない。
意義は認めるが、やはりもうちょっと高年齢層向けの漫画雑誌で読みたかった。