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だんだんあなたが遠くなる (新潮文庫)
 
 

だんだんあなたが遠くなる (新潮文庫) [文庫]

唯川 恵
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

半年前、23歳の萩はすべてを捨てた。裏切られた恋も、空虚なOL生活も。園芸店での仕事を見つけ、新しい恋人、要司と付き合い始めた萩の前に、同郷の親友いづみが現れる。萩と要司は、不倫の末に妊娠した彼女の力になろうとするのだが、三人の関係は次第に変化して―。恋のため、友情のため、そして何より自分を好きでいるために、萩が下した決断とは。切ないほどまっすぐな恋愛小説。

内容(「MARC」データベースより)

萩がアパートに引っ越して来たのは半年前。世田谷線の若林というところだ。築15年で日当たりも悪い。だけど萩はここが気に入っている…。悲しいけれど元気になれる、そんな小説。* --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 211ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/02)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101334307
  • ISBN-13: 978-4101334301
  • 発売日: 2008/02
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 178,502位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
最初に読んだときは、ヒロイン(23歳)より若かった、そして今、
ヒロインの年を10ほど越えてしまって読み直しても、やはり感想は変わらなかった。
やっぱり、この話、せつな過ぎる・・・
平凡なりに自分に合った仕事を見つけ、恋人とも穏やかな関係を築いて幸せに
なりつつあったヒロインの前に現れたかつての女友達。彼女は不倫の恋でつまづいて
自分を頼ってきたのだ…ヒロインも彼も、困っている人を見たら助けたい、と思う
健全ないい人たちだ。だけど、だんだん、何かが変わってくる。友達が彼を見る目、
そして、彼が友達に見せる優しさ…これで、ヒロインの友達役が略奪する気まんまんの
厚かましい悪役だったらよくある話なのだが、彼女は、ヒロインのことも大好きな
本当に普通に感じのいい女の子なのだ、前の恋にしくじっただけで。というわけで、
誰も悪くないのに少しずつ関係がひずんでいくそのじわっとした感じは
ジェットコースター的に落ちるより怖い。そして切ない。ヒロインは最後まで自分に
誠実であろうとする。その迷いつつも清々しくいたい、という清潔さが小説全編に
漂っていて、ドロドロしていないのもとてもいい。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
主人公は24歳の何事も「欲しがらない」女性。ひょんな出会いから自然に恋人になった彼とは束縛することもなく、お互いが”空気のような存在”と感じている。そんな2人の関係に登場する主人公の親友も心優しい女性で、誰が悪いわけでもないのに、3人の関係が少しずつ変わっていく。。。

恋愛って、どうにもできない事がありますよね。

私が主人公の立場に置かれたら主人公と同じようになれるかな、と考えてしまいました。

このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ミヤコ トップ100レビュアー
形式:文庫
23歳の主人公・萩とその恋人で予備校講師の要司。萩が要司の勤める
予備校に植物を配送したことがきっかけで交際を開始し、平凡ながらも
幸せな生活を送っていた。萩は、過去にあった大きな失恋の傷を、
そうした生活の中で徐々に癒していった。

そんなある時、萩の幼馴染のいづみが、突然萩を訪ねる。
何でも今度結婚するといういづみだが、どうも様子がおかしい。
妊娠もしているのだが、その相手男性の影が見えないのだ。

いづみの事態を知った萩と要司は、全力でいづみを助けるが、
そこから3人の関係が徐々にではあるが、しかし、萩の生活状況
と共に確実に変化していく…。そして、その現実に萩は向き合う
ことを決意する。最後は本当に切ない…。

恋愛の「もつれ」も描きながらも、著者の世界観だろうか、どろどろ
した場面はなく、終始、主にこの3人の登場人物の心情や状況描写のみ
で話が展開していく。
読み進めるたびに、物語の世界の中に引きずり込まれていき、数時間
で読破してしまった。読み終わった後には、まるで自分も読みながら
重ね合わせた登場人物の一人と同じ体験をしたかのような感覚を得る。
本の世界に浸るというのは、こういうことなのだろうと思う。
読んでよかった本です。
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