それぞれの章でさらに7〜11の小節(小話?)に分かれており、
それぞれこういうときはこうしよう、こうすべき、とテンポよく明快にかかれている。
自分の仕事の仕方、作法を見直すきっかけになるような、そんな本に感じた。
確かに、第4章の部分は50代が若手の話題についていけないが、
困らない理由はそれ相応に仕上げられる積み重ねた腕があり、
若い社員にその年月をバカにする資格はないなど、
言い訳や反論のように感じた部分があるように思ったが、
人それぞれ歴史があることも当然だし、全章がそのような下りばかりではなかった。
どの小話も最後の2〜3行には、特に良いことがかかれていたように思う。
第6章 7節 自分の能力を過信しない の最後の一文には、
『人は、常に伸びようとする者についてくるものなのだ』、
同章の8節 ビジネスマンは「結果がすべて」と心得よう では
『「ベストを尽くしました、評価はおまかせします」そんな心づもりで仕事を続けられれば、
自分にだけ甘い、「自己愛」社員とは無縁でいられるはずだ』などなど、
その結論に至るまで様々エピソードがあって読んでいておもしろかった。
実際の職場ではそのものズバリな人はいないかもしれないけれど、
どこかありそうで、なるほどな〜と思ったり、
文章の表現もごく自然に諺が用いられているところにも、奥深さも感じたした。
とはいえ、漫画を読むような感覚でサクッと読むのにおススメ。
タイトルからすると、仕事のルールのバイブルかと思う印象ですが、
そこまでではなく、
私が本にタイトルつけるとしたら、
「いるいるこういう人、あなたは違うと言い切れる?
だれも教えない仕事のマナー」とか、
「ちょっと気になるあの人の職場マナー」とかかな。
読んだ私は20代後半、若手部類に入るがやや仕事が面白くなってきた矢先で、
この本に出会った時期と境遇がよかったのか。
この本をきっかけに自分自身の仕事の姿勢たるものを見直そうと思った。
そういう意味ではタイトルと合致しているのかも。
また、著者の島耕作シリーズも読んでみたいと思わせるような、そんな一冊でした。