最近の社会の変化はとても激しいものがあり、
ほんの2〜3年前はベストと思われたことが現在では通用しなくなっている、
なんてことも珍しくはありません。
これは医療環境にもあてはまり、
病医院運営に携わっておられる方々はそれを痛感されていらっしゃるでしょう。
このたび高崎健康福祉大学の木村憲洋先生が編著されました「病院経営のしくみ2」は、
そのような医療経営者にとりましては、たいへん有用な一冊です。
最新の医療環境を適格かつ十分に分析・考慮したうえで、
今後の病院運営にあたっての有益な指針や助言等が述べられています。
特に秀逸な点が、一般ビジネス研修で学ぶような、
財務、経理、人材育成、マーケティング、情報機器の活用などの最新マネジメント理論を、
医療環境や病院運営に落とし込んで解説されていることです。
また、取引業者とどのようにして健全な関係を構築していくかなど、
実務的な事項についてもとても参考になる記述もあります。
よって本書は、世界的な最先端のビジネス理論を医療環境にあてはめて習得できるとともに、
現場の実務にも十分役立てるという、とても有益な好著としてお薦めします。