大好きな友だちと同じものにあこがれる、子どもの純粋な気持ちがストレートに伝わってくるロングセラー絵本。初版は1967年。
お父さんの「だるまどん」を筆頭に、家族総出でだるまちゃんを応援する様子も、あたたかく、コミカルに描かれていく。特に楽しいのは、お父さんが色々な形のうちわ、帽子、靴を出してきて並べる場面。帽子なら、学生帽、サンタクロースの帽子、コック帽、新聞で折ったカブト…40種類近くがずらりと並ぶ。生き物ではないのに、ひとつひとつに表情があるような遊び心のある描き方は、加古里子ならでは。
本書は「だるまちゃんシリーズ」の1作目。シリーズにはほかに『だるまちゃんとかみなりちゃん』、『だるまちゃんとうさぎちゃん』などがある。(門倉紫麻)
読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:小学低学年から
登録情報
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現実には「○○ちゃんと同じ物が欲しいよぅ」と言われたら、同じ物を買ってあげるのが、一番楽チンだと思います。
でも、だるまちゃんの家族に、それはちょっと違うんじゃない?と教えられたような気分です。
だるまちゃんの親のようになれたら、いいでしょうね。
何を使うのか、と探すワクワク感、
だるまちゃん一家のとぼけた、でもほんわかした雰囲気。
絵も文のリズムも、私はだるまちゃんシリーズの中ではこれが一番好きです。
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