考えてみれば、男女間でのパートナーというのは精神的にも、肉体的にも自分の兄弟肉親より内面を見せてしまうものですよね。
さらにそれが「別れた恋人」となれば、その回想録はしがらみも無く恨みというパワーも得て、なにより赤裸々で辛辣になることは想像に難くない。実話録で作られる本作は、通常の人生では出会えない数の様々な人物像を我々に提供してくれます。それは新鮮な驚きあり、時として追体験ありで常に驚かされます。
文庫本の本書ももう10巻目ですが、連載を続けても面白さが色あせない。十分に楽しませてもらえました。
内容もサブカルチャー的、さらに漫画ということで購入には少し抵抗がありますが、新刊が発売されるとつい手が伸びてしまいます。文庫本サイズの本書は単行本に比べ発行はちょっと遅めですが、その分安価で省スペース、本棚の隅にひっそりと保管するにはこちらのシリーズを収集するほうが向いていますね。
残念なのは、この巻は従来に比べ40円アップ。以後継続される値付けなのでしょうか・・・?