音楽は四流、笑いは素人。でも、それがドリフターズだった。東京の下町に生まれ、米軍キャンプやジャズ喫茶でのバンドマン生活を経て、ドリフターズに加わったいきさつ。最長不倒のお化け番組「全員集合」の陰でネタ作りに追われた日々と、メンバーの知られざる素顔。そして、俳優に転進してから「踊る大捜査線」の大ヒットまで。豪快半生と秘話の数々を綴る、いかりや長介自伝。
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
うぃーっす,
By シゲ氏 (東京都世田谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: だめだこりゃ―いかりや長介自伝 (単行本)
ご存知ドリフのリーダーで、最近はすっかり渋い役者が板についたいかりや長介の半生記。僕にとってはタイトルの「だめだこりゃ」が使われていた「8時だよ全員集合」がドリフとの出会いでありほぼ全てな訳ですが、その時期に関する記載は全体のほぼ1/3。いろんな珍事件、御馴染みのギャグに関してももちろん記述されていますが、個人的にはドリフターズのリーダーとしての「仕事人いかりや長介の苦悩」といった部分を興味深く読みました。仕事の進め方、ドリフの戦略、とりまく人々との交流など...。ともすれば「だめだこりゃ」となるところをどう切り抜けてきたか、ドリフのトーンとは著しく違う真面目なトーンが、興味深かったです。
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
率直な語り口が、心に沁みます。,
By
レビュー対象商品: だめだこりゃ (新潮文庫) (文庫)
週刊誌で、小林信彦さんが、この本のことを書いていました。日本アカデミー賞助演男優賞を獲得した頃に書かれたものなのに、注さんへ、という荒井注の思い出で始まるこの自伝は、まるでいかりやさんの遺書のようだ、と。いかりやさんには、バンドマンとしての経歴があって、TVで人気を博する前に豊富なキャリアを積んでいます。コミック・バンドを目指したのは米軍キャンプで演奏中におもしろいことをすると客が喜び、受けるからだそうです。そのころから、いかりやさんは、人を笑わせ続けてきました。いかりやさん自身は、バンドマンとしても、役者としても自らを4流だったと語っています。ドリフは、素人に毛が生えた程度、一人ひとりではどこからもお呼びが掛からない。だからこそ、徹底的にネタを仕込み、入念なリハーサルが必要で、それを理解してくれたプロデューサーとめぐり合った時、あのお化け番組が誕生します。ドリフは、5人のメンバーがそれぞれ性格や役割を受け持っており、このアンサンブルこそがドリフの笑いだと語られています。長さんは、メンバーチェンジは絶対にやらないことを心に誓っていたそうです。そして、TVというメディアの性格をいち早く見抜いたのもいかりやさんかもしれません。長さんの人生は、戦後の芸能文化の歴史でもあり、率直な言葉の中に華やかな芸能界を一心に生き抜いた人の哲学がこめられていて胸を打ちます。ファンの方には断然お勧めですし、いかりやさんをご存じない方にも読んでいただきたいと思います。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
長さんの人柄に感動!永遠のエンターテイナー!,
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レビュー対象商品: だめだこりゃ (新潮文庫) (文庫)
あっという間に読み終えた。長さんの人柄に感動した。きっとこれまでの人生を精一杯生きてきたはずなのに、 長さんの筆跡からは、「なんとかなるさ」という気持ちが伝わる。 「だめだこりゃ」なんて考えてても、次の仕事が来る。そしてどうしたらお客さんを楽しませるかと、また熟慮する。 そして、「だめだこりゃ」。 ドリフターズ結成前から、俳優業までの永遠のエンターテイナー! 長さんありがとう!と心から言いたい。
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