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だましゑ歌麿
 
 

だましゑ歌麿 [単行本]

高橋 克彦
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

歌麿の女房おりよが惨殺された。事件の黒幕は幕政を批判する歌麿を憎む老中松平定信。同心仙波の協力を得て、歌麿の反撃が始まる

内容(「BOOK」データベースより)

高波に襲われた深川で、浮世絵師・喜多川歌麿の恋女房が惨殺された。下手人を追う同心・仙波の目前で続発する殺しや押し込み。歌麿の不可解な行動もさらなる謎を呼ぶ。果たして事件の黒幕は誰なのか?著者渾身の時代ミステリー。

登録情報

  • 単行本: 526ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1999/04)
  • ISBN-10: 4163184805
  • ISBN-13: 978-4163184807
  • 発売日: 1999/04
  • 商品の寸法: 19.4 x 14 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 833,927位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
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By 嫦娥 トップ1000レビュアー
形式:文庫
浮世絵の役者絵、美人画を見て綺麗だと思った事などがないが、ちょっと見てみたいと思うようになる作品。
不勉強なので寛政の改革は年表の暗記項目としてしか認識していないし、当然往時の市井人の楽しみなど考えてみたこともなかったが、これは面白い。なにより魅力的な食えないオヤジが大勢出てくる。

虚構の産である仙波が渋いのは主人公だからとしても、蔦屋、歌麿、春朗、美味しいトコ取りの初鹿野、池波作品より遥かにダーティーに描かれる鬼平すらカッコイイ。
体制VS反体制という単純な公式に当てはまらないところもイイ。

このレビューは参考になりましたか?
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
老中松平定信が、賄賂政治で町民までが賑わった田沼時代の弊害を払拭しようと躍起になっている寛政2年(1790年)、深川一帯が大嵐による高波に襲われる。そこに家のあった浮世絵師喜多川歌麿は出かけていて無事だったが、彼の妻が災難のドサクサに紛れて何者かに連れ去られてしまう。事件を追うは、南町奉行所の同心、その名前から千に一つの目こぼしもない千一と恐れられている仙波一之進。事件には何かとてつもない裏があるようで、上役から調査を止められる中、同心の役職どころか命まで懸けて事件の謎を追っていく。

持ち前の正義感で巨大な力を持つ相手に立ち向かっていく千一はじめ、その父親の左門、柳橋一の売れっ子芸者おこう、売れない浮世絵師の春朗(後の葛飾北斎)ら、ワキを固める登場人物たちも魅力的で、誰がなぜ歌麿の妻を連れ去ったのかという複雑に絡み合った謎もスッキリとまとまっていて良かったのですが、何よりも興味深かったのが、寛政の改革について。白河藩主の老中松平定信が断行した、質素倹約を旨とする改革で、一時は喜ばれるが、あまりに細かく厳しかったため次第に庶民の不満が募り、ついには松平定信が老中職を失脚する、と学校の授業で習うようなことは知っていましたが、本作には改革に対する庶民の不満の様子が書かれていて、なるほど、実際こんなだったのだろうとうなずかされることしきり。とてもおもしろく読めました。

庶民の楽しみが奪われていく暗い世相を背景に解き明かされていく大事件、力作です。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
楽しめます 2004/8/11
形式:単行本
高橋様の本は、当たり外れがあると聞いた事があるのですが
本著は当たりです。引き込まれて一気に読めました。
読後感も爽やかです。元気をくれる作品です。
主人公の与力、仙波の気風の良さが痛快です。
お薦めです。
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最近のカスタマーレビュー
面白いけれどもやや冗長
この作品は男気あふれる仙波が実に魅力的な1冊です。
何かと汚職と騒がれるお役人の世界で
彼はまさにまじめ一徹で通っているのです。... 続きを読む
投稿日: 10日前 投稿者: miyan☆ミ
柳橋界隈じゃ南町の千一に胸を焦がしている女が大勢おります
 人気絵師歌麿の女房が大水のどさくさにまぎれて殺される事件がおきた。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: 佐藤さえ
誤摩化し無しの考証
江戸史と美術史の考証はさすがです。情報量が多い今日では、この手の小説は、とても文章力だけでは読んでいられません。歴史と言えども人の営み、文化的には、実は平成の方が... 続きを読む
投稿日: 2010/1/14 投稿者: 夜光虫
江戸時代に思いをはせる
「歌麿」に一貫して「うたまる」というふりがながついていましたが,「うたまる」のほうが正しいのかな?... 続きを読む
投稿日: 2009/6/6 投稿者: sahwis
おもしろい★5つ
面白いです、「千に一つのお目こぼしもない」と言われている、
硬派の同心主人公「仙波一之進」が大きな謎に、敵に向かって行きます。... 続きを読む
投稿日: 2009/3/22 投稿者: 男爺
胸がすっとする
高橋克彦の江戸を舞台にした作品はほとんどが面白いと思いますが、これはその中でも上のほうではないかと思います。... 続きを読む
投稿日: 2008/2/22 投稿者: なお
江戸っ子になりたい
登場人物の描き方が、とてもわかりやすいので、まるで江戸にタイムスリップしてしまったよう。... 続きを読む
投稿日: 2007/7/13 投稿者: monsoon
現代の世相を考えれば暗くもなるが?
爽やかな読後感がある。考えてみると背景は暗い話で、政治による文化への規制、その反動としての抵抗、それがエスカレートしての殺人や陰謀などが舞台となっている。現代のメ... 続きを読む
投稿日: 2002/7/10 投稿者: 百貨店OB
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