JMMは文章が長く、メールマガジンという媒体のままで読むにはやや困難をともなう。しかし、そのコンテンツは、金融、経済界の第一線で活躍中の専門家たちの現場感覚と深い思考に基づいた、非常に質の高いものである。そのため、これまでにもJMMを素材にさまざまな書籍や番組が作られてきた。本書は、それらの中でも最も取り組みやすい部類に属する。それは、話し言葉のインパクトと書き言葉の論理性をあわせもつことができる、メールマガジン独特の文体によるところも大きい。
難点としては、「投げかける質問に添えたエッセイ」のみを集めた本であるため、「今後、日本に最適で、かつ達成可能な経済成長率というのはどのくらいなのでしょうか」といった、その後の展開が楽しみな問いかけに関しても意見、論争の部分は掲載されておらず、歯がゆい思いをすることがある点が挙げられる。(加島有理)
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私的には、この本は「チーズはどこへ消えた」「金持ち父さん~」などのような自己啓発本であると思います。
すなわち、経済学などを学ばなければいけない、という危機感を与えてくれる本です。
毎日、毎週、毎月、毎年、十年一日のごとく暮らしている人たちがなんとなく感じている将来への不安はなんなのか、そのヒントを見つけることができるかもしれません。
普段、なんとなく危機感を持っている人が素直に読めば、おそらく共感できる内容ではないでしょうか。
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