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だからテレビに嫌われる
 
 

だからテレビに嫌われる [単行本(ソフトカバー)]

堀江 貴文 , 上杉 隆
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

堀江貴文です。僕のこと覚えていますか?
六本木でI T企業の社長をやっていたホリエモンです。

時の流れは早いものですが、テレビ界の時間の流れは
もっともっと速く、日々、新しいスターが生まれては消え、
偏った報道により人生を狂わされる人が現れ続け、
視聴率競争に敗れた番組やスポンサーを怒らせる発言をしたタレント、
暴力団との交際が明るみに出た司会者は画面から消えていきます。

テレビは、目の前の面白さだけを追求し、市民の生活を翻弄し、人々の思考を停止させる......。
だから、社会と隔離された生活を送っている僕の話題などは
取り上げられることが少なく、
もうみなさんは僕のことを忘れかけているのではないでしょうか(忘れないでね)。

そこで、この本では、そんなちょっと変わったテレビに関するさまざまなことを
やはりテレビに振り回された(本人は「自分が振り回した」と言うかもしれませんが)
ジャーナリストの上杉隆さんと一緒に考えてみましたーー。 (「はじめに」より)

テレビにとことん嫌われた2人が、
テレビについて語り尽くした11時間!
完全再現!

【一部抜粋】
■ヒゲダンスを知らなかった堀江貴文
■昔のテレビ局には「余裕」があった
■将来、「テレビに出る」と思ってた
■人生に影響を与えたテレビ番組は?
■上杉隆が最初に出たのはバラエティ番組だった
■『きょうの出来事』ブチ切れ事件
■上杉隆・堀江貴文がテレビを降ろされた理由
■「女子アナと合コン、楽しいですよ」
■現場に行かないタレントキャスター
■鉄道事故は「免責」にすべき
■原発情報は隠されていたのか?
■東電の「蝉のションベン作戦」に失笑
■世にもおいしい放送利権
■ホリエモンの電波講座
■タクシー無線なんかいらないよね(笑)
■氏家さんは「頭がいい人」、ナベツネさんは「単にいい人」
■僕たちは原子力「容認派」
■孫さんが神になっている危険性
■映像メディアは時間の無駄!?
■リモコン利権
■テレビCMはなくなる
■衰退するテレビ局と「番組の弁当」......他

内容(「BOOK」データベースより)

テレビにとことん嫌われた二人が、すべて語り尽くした全11時間!完全再現。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 232ページ
  • 出版社: 大和書房 (2011/9/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4479392173
  • ISBN-13: 978-4479392170
  • 発売日: 2011/9/16
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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堀江はまえがきならぬ前説で、テレビのおかしさを是正するのは、テレビを信じきっている人であり、テレビ局で働いている内部の人間であると結論付けています。本書はそのような人を対象に書かれていますが、テレビ局に対して懐疑的である私のような人間にも様々な情報を与えてくれます。

一章では堀江、上杉の両者共がテレビから影響を受けて育ってきたことを懐古し、現状のマスコミが第四の権力として機能しながらも、ネットの発達に伴い徐々にその影響力を低下させていくだろうと予測しています。
最もページを割いているのが二章で、「言論の自由」がないテレビ局というテーマで、自主規制を効かせる方法など、当事者でなければ分からない事情にも触れています。「記者クラブ」「官房機密費」「クロスオーナーシップ」等の諸問題に蓋を被せるテレビ局の在り方に怒りを感じます。映画監督の鎌仲ひとみをスタジオに招いたら、電事連がスポンサーから降りた件など、視聴者よりもスポンサーに目が向いているテレビ局の姿勢が改めてよく分かりました。格差社会を問題視するテレビ局内部に最も大きな格差があることや、報道に関してスピンコントロールと化し、メディアフレンジーという恥ずべき状態になっていることなど、本国マスコミの末期的状況が丁々発止の会話の中でテンポよく語られていきます。また、テレビ局に政治家の子弟の多くが勤務している実態を踏まえて、ジャーナリスト面をするなという上杉の告発も的を射るものです。ニュースキャスターは根っからのジャーナリストがなるもので、現場を知らないタレント上がりがやるものではないのですが、その点でも日本は変わっています。改革すべき点は多々あります。三章では3.11を巡る報道についての疑義や矛盾、四章では放送利権に触れています。

上杉と烏賀陽の共著『報道災害【原発編】』も読みました。共通する話題もありますが、本書はテレビを巡る諸問題に焦点を絞った対談本として、テレビメディアの内部の矛盾や齟齬を分かりやすく解説しています。六章では現状のコンテンツの在り方ではいずれテレビ局は衰退していくであろうことを予測しています。CMもなくなると。視聴者を思考停止にさせ、喧噪のみを流すテレビ局はもはや無用の長物なのかもしれません。

上杉はあとがきならぬ次回予告で、テレビ衰退の理由を、テレビ自身が自らの未来を直視しようとしなかった結果としています。多様性を失った生物が環境の変化に淘汰されるように、閉鎖的な空間でのみ繁栄を夢見たテレビ局は自然消滅することでしょう。テレビ局の自己評価の甘さが招いた危機は、そのまま社会的な危機でもあります。視聴料を払う必要がない民放は、コンテンツの理想的内容について理解はしているものの、スポンサーからの広告収入が全てであり、どうしても視聴率を重視する姿勢につながります。堀江や上杉の経験的な指摘は有用ではありますが、根本的に国民のメディアリテラシーが最重要課題ではないでしょうか。
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20 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
引越しを機にテレビを置かなくなって早3年。
当初はすぐに購入し直すつもりだったし、
地デジ移行のときもテレビを物色しにヤマダ電機に行ったりしたけど、
どうも食指が動かず、そのままテレビなし生活を送っていました。
というのも、テレビがなくてもまったく問題なく生活が送れてしまうから。
むしろ、情報過多によるストレスも減って、意外と快適だった……。

この本を読んで、そんな私の生活がなぜ快適なのか、分かりました。
テレビって、放送したいものありきで、結論も決まってるんですね。
それに合致しない人や意見は排除してしまう。
そんな情報、こっちから願い下げデスよ!

とにかく、自分がテレビを観なくなってから、
ときには情報に付いていけないこともあって多少の後ろめたさがありましたが、
この本でそれが完全に吹っ切れました。

前の方のレビューにも書かれてましたが、国民のメディアリテラシーが大切なんだと思います。
テレビが変わるためには、私たちがマスコミの情報に簡単に踊らされないようになるしかないのかなー、と。
テレビに盲目的だと、報道に対して「本当にそうなの?」とか「あれ、こういう意見はないの?」と思う感覚が失われがちだけど、そうやって考えて、自分なりに判断することができれば、テレビなんて要らない。
そんなことを本書を読みながらつらつら考えました。

テレビの舞台裏が分かるので、今巷に溢れている情報に懐疑的な人には特にオススメの本です。
このレビューは参考になりましたか?
37 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By koji
歴史に「if」はない、と言われる。しかし、あの時、堀江貴文(ホリエモン)率いるライブドアが、フジテレビを買収していたら、今頃、テレビはどう変わっていただろうか?
この2人の対談を読んで、そんな感慨にふけってしまう。
この本は、「ジャーナリスト無期限休止宣言」(2012年から)をした上杉隆と、元・ライドア社長で、現在刑務所に長期収監中のホリエモンこと、堀江貴文の対談集である。
上杉隆の本を一冊でも読んだことがあるならば、ああ、またか、と思うような内容ではある。
しかし、以下の章は、個人的に特に面白かった。
第2章の「実は「言論の自由」がないテレビ局」では、二人がテレビ番組から降ろされた(上杉は、ラジオ番組からも降ろされた)理由が語られる。上杉は、コメンテーターとして出演していた番組で、「記者クラブ問題」について
話をし、官房機密費の話をしたら、降板させられた、という。ラジオ番組でも、自由報道協会を立ち上げたのが原因で、契約更新が無効になった。
上杉によると、「とにかくテレビでは「記者クラブ」「官房機密費」「クロスオーナーシップ」とか、彼らの既得権益に絡むことに関しては放送禁止用語だから言ってはいけないんです。」と。
また、日本の報道番組のキャスターについても、「世界中のキャスター、アンカーマンは全員、記者か編集経験のある人だけで、現場の取材経験が何年間かある人間以外なっちゃいけないんです。」という。つまり、日本の常識は、世界の非常識であるわけである。
現在のキャスターについても、厳しい。小倉智明は、アウト、みのもんた、古館伊知郎は、論外。ただ、久米宏は、
「自分は司会者です。」と言いづづけていたため、「わかってる人」。
また、第4章の「世にもおいしい放送利権」では、地デジにすればみんな儲かる(ただし、視聴者以外)において、アナログハイビジョンの失敗のため、その損害を補填するために、「当時の郵政省が430兆円の景気対策の一環として地デジ構想をぶち上げた」、といい、「地デジ公共事業」、「地デジは科学技術ではなくて政治的利権そのもの」という。
これら、われわれがあまり知らないようなテレビの裏側の内部の事情などが、二人の間で、軽やかに語られる。
特に、肩をいからせながら、ゆったり、まったり読むことの出来る本である。
最後に、上杉隆と堀江貴文の初めての共著というのがとっても意外であり、とても新鮮な感じであった。
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