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だから、僕は学校へ行く! (講談社文庫)
 
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だから、僕は学校へ行く! (講談社文庫) [文庫]

乙武 洋匡
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ベストセラー『五体不満足』から8年余、
著者の乙武洋匡さんは、4月から小学校の先生になります。

乙武洋匡(おとたけひろただ)著
「だから、僕は学校へ行く!」は
いよいよ3月27日(火)に刊行されます。

 一昨年の4月から2年間、東京都新宿区の「子どもの生き方パートナー」として
活動を続けてきた著者ですが、2007年4月から杉並区立杉並第四小学校の先生に
なることが決まりました。
 この2年間は、新宿区の公立小中学校で特別授業を行い、現場での問題を探
り、さまざまな提言を行ってきましたが、それと並行して、大学に通い教員免許
を取得し、教育実習も修了しました。いよいよ春から、子どもたちとの日々が始
まります。
 学校の現場での体験をふまえて、教育について考え、子どもたちに伝えたいこ
とをまとめたのが、本書『だから、僕は学校へ行く!』です。小学校の先生にな
るにあたっての「所信表明」としてお読みください。

目次より:
僕が「教育」を選んだ理由
子どもたちに触るな
「失望」を恐れずに
ほんとうの学力とは?
言葉の壁を越えて
暗くたっていいじゃない
障害があっても
「しゃしゃらない」子どもたち
不登校という選択
地域の力を信じよう
オトタケ先生になる! --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

「僕は恵まれていた。だからこそ、今度は僕自身が、社会のために、子どもたちのために、その力を還元していく番なのではないだろうか」。ベストセラー『五体不満足』の著者が、教育委員会の非常勤職員として子どもと向き合い、やがて教師となるまでの胸の内を綴る。学校と教育に関わるすべての人の必読書。

登録情報

  • 文庫: 256ページ
  • 出版社: 講談社 (2010/9/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062767473
  • ISBN-13: 978-4062767477
  • 発売日: 2010/9/15
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 本書は、乙武さんが教員になることを決意するまでの、主にこの2年間に出会ったこと、考えたことを示し、教育の現場にどっぷり浸かることを宣言する一書です。

 『五体不満足』がベストセラーになった後、乙武さんは「障害者福祉」や「バリアフリー」というイメージとは別の世界に行きたいと考えました。
 スポーツライターの職につき、一流のアスリートと出会い、話を聞き、記事にまとめていきます。刺激的な毎日は、充実していました。
 何か社会に貢献できるようなライフワークを真剣に考えるようになった頃、マスコミをにぎわす凶悪な少年犯罪が発生し、乙武さんは考えこんでしまいました。
 生まれた時から「犯罪者になってやろう」なんていう子どもはいない。なのに、育った環境や出会った人々の影響で道をふみ外してしまう子もいる。
 今度は僕が社会に、子どもにお返しをする番なのではないか。

 2005年4月、乙武さんは「新宿区子どもの生き方パートナー」という役職の任命を受け、区内の小中学校に実際に足を運び、気づいたことや改善すべきと思ったことを提言する活動を始めました。

 あるとき、作家の重松清氏から忠告を受けました。教育者の中には部外者に壁を作る人もいて、重松氏も「おまえに教育の何がわかる。だいだい教員免許を持っているのか」という手紙をもらうことがあるということでした。
 教育“界”という業界が部外者の言うことを聞こうとしないのが事実なら、自分も有資格者になって発言してやろうじゃないか。
 はじめは、発言資格を得るために始めた教員免許取得のための勉強でしたが、スクーリングや教育実習を経験するうちに、「本当に教壇に立ちたい」という思いがわき上がり、とうとう本格的に先生になることになりました。

 本書で挙げた多くの問題に、これからどんな答えをだすのか。
 会議室を飛び出した乙武さんの行動がはじまります。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By サトマン トップ1000レビュアー
形式:単行本
新入社員が入ってきました。この4、5月は研修などで、社会人としての基礎を固める時期だ。

 研修中、元気の出るような本を紹介して欲しいと言われ、最近読み感銘を受けた 乙武さんの書籍を紹介した。

 ご存知の方も多いと思いますが、この4月より乙武さんは杉並区の小学校教諭となりました。

 なぜ、彼が教育の現場へ行ったのか、この本には彼の思いが綴られている。

 大ベストセラー 「五体不満足」で有名人になり、スポーツジャーナリストになった乙武さんは30を前にし生き方を考える。そして教育の現場に踏み込むことになる。序章にこの話しが書かれているが非常に感銘を受ける。そして自分も何かやろうと元気になる。

 学生から社会人への脱皮で苦しんでいるような新入社員がいれば、この本を読み元気になって欲しいと思う。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
あの乙武君が、今度は教師の道を目指すことになった。きっかけは色々あるが、最後まで読むと、結果的には必然の道であったことを感じさせる。

最初に新宿区の「子どもの生き方パートナー」として、様々な教育の現場を知ることからスタートする。体罰の是非、行き過ぎた平等主義への疑問、格差社会の教育への影響などなど・・。そのどれもが深刻な問題であり、しかも簡単に正解の出せない問題であることをまず知らされる。

また不登校の子供たちを支援する取り組みでは、学校では見せたことのない、あまりにもエネルギッシュな子供たちの姿に、乙武君は圧倒されてしまう。

しかし・・・このような環境がここ以外に日本のどこにあるのだろうか?ここの子供たちの将来を考えると、乙武君は一抹の不安を感じない訳にはいかなかった。

そして乙武君は、小学校時代の恩師の姿を思い浮かべる。けっしてやさしいだけの先生ではなかった。しかし間違いなく、いづれ社会へ出てゆく自分のために、あえて厳しく、しかし自分の身を削って接してくれた先生。

教員になってすぐに乙武君は、その恩師の前で授業を行うことになる。教室の片隅で、乙武君の授業を見守る恩師。教室の中を回る乙武君は、その恩師の前を通り過ぎるとき、小学校時代の恩師の、自分に対する献身的な行動の一つ一つがよみがえり、思わず胸が詰まってしまう。

乙武君が学校に行く理由がそこに凝縮されている気がした。教師とは、ある意味自分を捨てなければ出来ない仕事だと思う。そして乙武君は、あえてその道を選んだ。

その理由とはけっして一つではないとは思うが、大きな要因の一つに、自分が受けてきた愛情を、今度は自分が一人でも多くの子どもたちに注ぎたい、いや注がなければならない、そんな思いがあるのではないだろうか。
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