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「いじめによる自殺未遂」、「非行」、「極道の妻」と人生のどん底を体験してきた著者が、29歳で弁護士になるまでの軌跡を描いた本書は、変わった経歴を持つ女性の単なる「波瀾万丈記」ではなく、いじめ体験や、司法試験受験の際の勉強法などが克明に記されているように、子どもたちが直面するであろう問題に対して、具体的な対処法を伝えることに主眼が置かれている。本書が100万部を越えるベストセラーとなったのは、「いい学校からいい企業へ」といったモデルが通用しなくなった20世紀末の社会が、即効性のある新たな人生のモデルを切望していたからだろう。
村上は自身の作品の主人公の中学生に、日本には「希望だけがない」と発言させた。本書は「やればできる」という「希望」を提示する。両者は「生きぬく」、つまり、自らの意志でサバイバルせよというメッセージを発している点で共通しているが、現実を生きぬいてきた著者の言葉にはより力強い説得力がある。(中島正敏)
出版社/著者からの内容紹介
中学2年のとき、いじめを苦にして自殺を図る。その後、坂道を転げ落ちるように、非行に走る、16歳で、「極道の妻」になり、6年間、その世界に生きる。現在の養父・浩三郎さんに出会って、立ち直り、「猛勉強」の末に、29歳で「司法試験」に合格する。現在、少年犯罪を担当する弁護士。
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
出版社からのコメント
世界に、この勇気を伝えたい! 心を打つミリオンセラーが英語になりました。あらゆる世代、とくに若い人たちが、この原書を読んで、涙をぬぐいながら、困難に立ち向かう勇気を与えられました。
今、アメリカをはじめ、世界各国で、「学校でのいじめ」は、大きな社会問題になっています。この本は、救いようのない「いじめ」、そして「非行」「人間不信」を乗り越え、勇気をもって弁護士として再出発した著者の、世界へのメッセージです。
早くも本書を読んだネイティブのベテラン記者が「Excellent(たいへん素晴らしい)」と言ったほどの、見事な英文です。 翻訳者はシカゴ在住の、ジョン・ブレナンさん。この素晴らしい、意義深い本を、ぜひアメリカをはじめとする、世界中の人々に読んでほしい、と強く願っています。英文版の出版は、韓国語版、中国語版に続くものです。
巻末に、語句の丁寧な注釈が26頁にもわたって付いていますので、英語力にあまり自信のない方でも十分に読みこなせます。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者紹介
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1965年10月18日生まれ。中学2年のときに、いじめを苦にして自殺を図る。一命をとりとめるが、その後、“居場所”を求めて非行に走り、家を飛び出して16歳のとき極道の妻となり、背中に刺青をいれる。現在の養父・大平浩三郎さんと出会って立ち直り、中卒の学歴を乗り越えて、23歳で「宅建」、25歳で「司法書士」の資格試験に次々と合格し、29歳で、ついに最難関の「司法試験」に、一発で合格する。現在、非行少年の更正に努める弁護士として、東奔西走する毎日である
ブレナン,ジョン
シカゴ大学および早稲田大学で日本語を学ぶ。東京で15年間暮らす。現在はシカゴ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。