「プーさんの鼻」を読んで感銘を受け、こちらも購入。
こちらはエッセイも多く、子育てに関してのエピソードが多く語られています。
恋愛に関してご自身は辛い経験があったようですが、子育てに関してはとても幸せであることが伝わってきます。
読み進めていく中で俵さん自身が純粋な人であることが文章から自然と感じられ、その人柄にも惹かれました。
真面目な優等生(という言葉についても書かれていますが...)であること、片付け・運動が全くできないこと、お酒が大好きであること...意外な面も知りました。。
「サラダ記念日」の頃は、なんだか自分の世界に浸ってる世間知らずの人のように勝手に思っていましたが....とんでもないです。
様々な人、もの、そして時代の流れの中で出会ったものを吸収し、対応し、慈しみの心で接することができる人だということが伝わってきました。
忙殺される毎日の中で、子どもの成長を端的な言葉で摘み取って形として残す力は残念ながらそのへんの人が持てる才能ではありません。
子育て中の私には共感できることばかりでしたが、かといって「どう?そうでしょう!?」的な威圧感は全くない本です。
市橋織江さんの写真は好みが分かれるところだと思いますが、(商業的で私はあまり好きでない部分があります)優しいエッセイと短歌にはマッチしていて良かったです。