結構、読みにくい文章が目立つけど内容そのものは面白い。
統計学やそれにまつわる歴史や具体例を紹介している。
得に面白かった具体例はこの二つ。
1、ヴァージニア州の宝くじ大儲けした投資集団
2、ジョセフジャガーとカジノのルーレットの対決
ルーレットなんて運否天賦すぎて、親である胴元のカジノ側が100%有利で子である客は勝ちようがない。
宝くじは一枚当たりの賞金額から当選本数を割った期待値は1を大きく下回っている。
そんな、当たり前だと思うことが当たり前でないケースも紹介されている。
助手を雇ってルーレットを見張らせて非ランダム性を発見したり、宝くじの1枚当たりの期待値が3.95だったなど。
歴史の話ではフランシス ゴールトンが印象的だった。
進化論のダーウィンの従弟で相関係数を作った人物だ。
その人間の行動がどのような結果をもたらすのか?という因果的解釈を初めて定量化した人物。聖職者の寿命を測って一般人と変わらないのがわかると祈りは何の益ももたらさないと発表したり、どの地域に美人が多いのか?というのを測量した。
ゴールトンによると、ある分野で例外的な才能を発揮する人物というのは100万人いたら250人だけらしい。
統計学の歴史に興味がある人は特におススメ。