テディベアを毀す大樹くんと、自分にそっくりな人形を毀しながら修復を依頼する美女。「毀す理由」
ラヴドールの出てくる「恋は恋」
人形の町で起こった中毒死の謎が絡む「村上迷想」
最後にニヤリとさせる「最終公演」
修復師・師村の謎が解き明かされる「ガブ」
閉店の危機の、たまさか堂について描かれる「スリーピング・ビューティ」
人形のうんちくもあり、ミステリーもあり、実にバラエティに富んでいるのに、きちんとまとまった良い作品でした。
たったの200P余とは感じないくらい、しっかりと詰まっています。
主要の3人のほか、脇のキャラクターもとても良く、会話がまた良い。
津原作品、他に読んだことがないのが残念。
今まで巡り合っていなかったことが勿体ない。
この作品の続編も、是非読みたいと感じました。