これまでの小林典雅作品と比べるとダントツ面白くないです(苦笑)
文章のところどころにあの独特の面白さの片鱗は残っているものの、無理矢理面白さを排除しようと努めた感があって、期待からは大きく外れていました。
2作品が収録されていて、1つは表題作、そして後日話としてもう1本、表題作で出てきた受の友人役の恋話。
どちらも攻がおっとりしてっぽい癒し系で、攻は可愛く愛でたい子犬タイプでタイプがかぶってる。
それぞれのストレスを抱えた男たちが出会って、ストレスについて話をしたりセミナーに出席したり。その過程で恋に繋がっていくストーリー。セミナー描写などには同作者の既刊本に似た面白さがありますが、それ以外がいたって普通。
そう、これまでこの作者の作品はBL作品でありながら、「これBLなの?」とコメディにも似た面白さがあり、それがこの作者の持ち味だと思っていたのですが、今回の作品は「これBL?と言われ続けたから、今度はBLを意識してラブコメにしてみたけど、コメ部分もラブ部分も中途半端になっちゃった」という感じです。
これまでの作品が面白かったからという方にはおススメしません。
普通に作者関係なく少し軽いタッチのBLが読みたいの!という方ならそれなりにオススメです。