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たった1%の賃下げが99%を幸せにする
 
 

たった1%の賃下げが99%を幸せにする [単行本(ソフトカバー)]

城 繁幸
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

55万部突破「若者3年」シリーズの著者が、緊急出版!
正社員・非正規の99%が幸せに働ける画期的提案とは――

・なぜ、「派遣切り」「高齢フリーター」が続出しているのか?
・なぜ、転職は「35歳が限界」なのか?
・なぜ、中堅社員の「うつ病」が増えているのか?
・なぜ、少子化が止まらないのか?

それらの問題の根底には、すべて「年功序列制度」があります。
「仕事の成果は、20年後にポストで支払う」という高度成長期に作られた「時代錯誤なシステム」により、組織に人が縛り付けられ、正社員・非正規ともに、自由に多様に働くことができないのです。

・問題は、「正規・非正規格差」よりも、じつは「世代間格差」にある
・中高年の“もらいすぎ”が、若者の雇用を圧迫している
・「非正規という調整弁」を使い、「正社員を過保護」できた時代は終わった
・今後、「同一労働、同一賃金」の時代がやってくる
・そこで生き残る「21世紀型人材」とは、どんな人間か?
・賃下げは、正規・非正規ともに“幸せ”をもたらす
・賃下げのうち、半分は税金で補填すればいい

それらの内容が、本書で詳しく解説されています。

「派遣切り」が相次ぎ、正社員の賃下げ・リストラが始まる今、みんなが幸せに働ける秘訣が本書にあります。
「新しい時代」には、「新しい働き方」が必要なのです。

内容(「BOOK」データベースより)

相次ぐ「派遣切り」、「3年3割」問題、転職「35歳限界」説、中堅社員のメンタルトラブル…すべての問題を解消する「秘策」とは―正社員と非正規の99%が幸せに働ける画期的提案。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 197ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2009/3/27)
  • ISBN-10: 4492260927
  • ISBN-13: 978-4492260920
  • 発売日: 2009/3/27
  • 商品の寸法: 19 x 12.2 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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49 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sinpost2 VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
1%の賃下げとあるが、給料を下げても
彼らにマイナスになるとは限らない。
なぜなら、

賃下げをすれば日本全体がよくなり、
医療や介護の保障が手厚くなる可能性があるから。

詳しく見ると

1.今までの「年齢給・終身雇用」は高成長期にしか適用できない。
  それを今も維持しているため、
  ↓
2.正社員ではなく非正規社員を増やす
(低賃金・低保障)
  ↓
3.若い世代の負担となり、結果的に
  →晩婚化・少子化・保険料未納を増長
  ↓
4.医療や介護、老後の年金の原資(人・金)がなくなる。
  ↓
5.高齢者が老後に不安を覚え、既得権を守る
(年齢給の確保、国債発行を続行など)
  ↓
6.日本経済の悪化& 2.に戻る

という悪循環が
今の日本経済・雇用・老後保障・医療・介護に影響を与えている。

老人が悪いとか、若者が悪いとかいう議論は無意味。
卵か、にわとりかというだけの話。

ただはっきりしているのはどこかにメスを入れないと、
全員「不幸行きのトロッコがブレーキをつけずに進み続ける」と言うこと。

筆者はそのメスが
「年齢給の廃止(段階的措置も含む)」だと述べている。

・これはかなり説得力があるし、少ない犠牲で多くの効果があると思う。
・ただそれをさせまいとする人や情勢がある。
どちらも重要な話でこの本はとても良くまとめている。

労働問題だけでなく、日本全体の様々な制度疲労に
関心がある人には是非オススメ。
政治家には是非読んでもらいたいが、彼らを選ぶ有権者も読むべし。
このレビューは参考になりましたか?
28 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
「若者はなぜ3年で辞めるのか?」の著者が『週刊東洋経済』で掲載
していた雇用問題に関するコラムをまとめた書。著者の視点の特徴は
「左派も保守派も守旧派であることには変わらない」と「既得権を
打破ことが重要」というもの。最近はこの手の視点も一般的ですが、
連載当時(2007年)に読んだ際には、とても感心しました。

著者の要点は、
1) 労働者に"希望”が必要であり、その為には、
2) 正社員の既得権の見直しを含む、労働者間の再分配を進め、
3) 職能給(年功序列賃金)から職務給へシフトする。
というもの。

気になった記述は以下の通り。
- 労働者の流動性を高める為の「労働ビックバン」に取り組め。
- キャリアパスが分かれた以上は、「ポスト=偉い」ではなく、ただの機能のひとつとなる。
- (若手が成長する一番いい手は)転職市場で一度”溺れ”かけてみることである。
- (朝まで生テレビで)貧困側の代表が連合と社民・民主党だが、これなどはもはやジョークとしかいいようがない。
- (あらゆる改革が停滞する原因は)ベテランほど先送りするインセンティブをもってしまうからだ。
- 90年代、熱烈なケイジアンになりすMなしてバラマキを要求し、またそれに応えたのも、結局は中高年の既得権層だった。彼らの多くは無事に定年まで逃げ延びたものの。あとは就職氷河期世代と赤字国債の山だけが残されてしまった。

雇用問題を考える上で、新聞には載っていない話が満載です。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 水の助 VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
経済成長もかげり、人口が減るなかで、
年功序列・定期昇給を維持するのは無理。
維持しようとするとねじれが生じ、
そのしわ寄せが若者にきている。
派遣社員や給料があがらない若年正社員はその現れだと。

だから、
年齢ではなくやった仕事に対して給料を払う
システムへの移行が急務であると説く。
そうすれば希望が生まれるよと。

ただ、
雇用の流動性が高まる社会(同僚、部下、上司がぐるぐる変わること)は、
会社に所属することで自尊心を得てきた
サラリーマンにとっては、けっこうキツいことだと思う。
疑似家族型の日本の会社。
リストラは、勘当みたいなもんだし
年下が上司になるのは、
弟のことを聞かなきゃいけないみたいなこと。

中高年正社員の抵抗が激しいのは、
給料が下がることはもちろん、
ポジションが無くなってしまうことことを
恐れているのではないか。

労働市場の流動性を高めるには、
失業保険や職業訓練などのセーフティネットを充実するだけでは足りない。
自分のアイデンティティを「カイシャ」に求め過ぎるな、
という啓蒙とセットじゃないと上手くいかない。
そう思った。

著者の意見にはおおむね賛成。
労働市場、労働価値観は、これから変わると思う。
35歳以下のビジネスマンは、読んでソンはない。
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