大量破壊兵器の拡散、武装NGOやならずもの国家のテロが脅威となっているのが現代世界です。そんな時代に民間防衛の中核を占めるのは、「国民が危機意識を持ち、各種テロへの知的・物質的・精神的備えをもつこと」です。
しかし、戦後社会で生まれ成長した人間にとって、民間防衛を理解し、身につけるのはなかなか難しいものです。
その理由を解きほぐすと、「危機の実像を知らない」「危機に備えて何を準備し、どういう力を身につけたらいいのかわからない」という2つの理由が浮かび上がります。
本著は、こういったエクスキューズを取り払ってくれる画期的な作品です。
NBC兵器を含めたテロからの防衛を、我々国民が個人レベルでいかに行なえばよいか?について、脅威別の基礎知識から対処方法、日々の備え、体力作りと、すべての分野にわたってわかりやすく解説しています。
本著には「無理なこと」がほとんど書かれていません。敷居が低い実践向きの本といえます。
また、「何をすればよいのか?」についてもページが割かれています。これは類書と全く違う本著の特徴です。