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僕も、自分の子供を失ったことがある。
命を取り替えてもいいと思ったことは初めてだった。
わが子が死んでも、不思議に自分のほかの子供(兄弟)や親に、そして妻に気をつかって
泣くことも、はばかられた。(もちろんそんなのは自由だし、それを我慢する必要なんてなかったのだけど、
僕が泣いてしまえば、妻もどうしていいかわからなくなるのではないかと、それを恐れたのだ。)
それで、死亡診断書を役所に出しにいくときなど、車の中で、大声で叫んだ。
「うわぁー!!なぜだ!どうして神様は連れて行っちゃうんだ!!」
今でも、車の中など、一人になれて、誰にも迷惑のかからない場所では、叫びたくなる。
大声で「うわぁー!!」って。
そういう気持ちを思い出させてくれた。
そうして、やっぱり「たからもの」なんだなって思った。
誰にでも、輝く命がある。それを、どれだけ大切にできるかが、人生の真の勝負かもしれないと思う。
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