当初は内部でも「日本での定着は無理」という読みがあったにもかかわらず、ライフプランナー制度が市場に受け入れられた理由は何か。創業時から営業責任者として辣腕を振るった原年廣・元社長(現顧問)が、8人のライフプランナーのエピソードを通じてその強さの秘訣を明かす。
阪神・淡路大震災に遭遇した神戸地区のライフプランナーとその家族らは、一時は大阪に避難した。しかし、その3日後には「神戸に戻ろう」を合言葉に、それぞれの顧客の安否確認と支援のために被災地に入った。「保険会社の人がここまでしてくれるんか…」と泣き崩れる顧客もいたと言い、「顧客との約束を果たす」という真価が試された瞬間であったと回顧する。そうした実例を通してプロセールスマンの心得を導き出す。
(日経ビジネス 2004/02/09 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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特に感動的だったのは、第一章の阪神大震災の際に神戸のライフプランナーがどういう行動をとったのか、についてのお話でした。ここで、被災したプランナーを全力で助けようとしたプルデンシャル社の姿勢と、会社に助けられ「被災者の立場」から「被災地のライフプランナー」へと切り替わっていく社員の姿勢が完全にベクトルを合わせているのが感動的です。社員と会社がお互いに全幅の信頼を置いた組織は強いだろうな、と実感できます。
星3つとしたのは、他のエピソードがちょっと物足りないな、と思ったからでして、それでも一読はお奨めです。
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