喫茶店の漫画本棚にあったので、何気なく手にとって読み始めました。
誠人と奇妙な同棲生活を送っていた静流が、「さよなら」の置き手紙を残し
誠人の元を去っていってしまうあたりまでは
「古臭いラブストーリーだなー」
と半ば馬鹿にしていたのですが、最後の最後でそのあまりにも残酷で美しい結末に
しばし呆然としてしまいました。
あまり詳しくストーリーを載せてしまうとネタバレになってしまうので避けますが
一度最後まで読んだ後、もう一度最初から読み直すと
細かい伏線がストーリーのそこここに散りばめられていることがわかり、
1回目に読んだときよりもより結末が感動的になるという稀有な作品です。
読み返すたびに、美しく悲しいラブストーリーが胸を締めつけます。
よほど恋愛に対して「スレた」人でない限り、この物語には感動できるはずです。
私のような中年男(現在35歳です)でも素直に感動できるくらいですから
若い方にとってはもっと胸に迫ることと思います。
どなたにでも自信を持って「感動できるよ!」とお勧めできます。