大内順子さんは、 ファッションジャーナリストである。
大内さんは、本書を「傷つき疲れ果てている女性向け」に書いたとのことですが、何も女
性向けだけという感じは受けません。男性もまた、同じではないでしょうか。
今、世間を客観的に見ると競争社会に疲れ果ている人が多い。
いやおうなしに競走を強いられ、戦わされる世の中になっている。
癒しがブームになっているのは、その反動の表れだと思う。
本書において、 大内さんはこう言われる。
『どんなに苦しい立場に置かれても、周りを傷つけず、心おだやかに
過ごしていれば、生きてゆく道は開けてくるもの・・・』
この心穏やかにということが今の時代、とても大切な気がする。
穏やかに自然体に生きること。
大混乱している今の世界を見れば見るほどそう感じる。
気楽に手軽に手にしていただきたい1冊である。