昨年の後半に入ってから、とりわけどこの番組でも「お笑い系クイズ番組」「少し教養あるクイズ番組」が非常に多くなりました。
クイズ番組自体は昔から人気があります。古くはNHKで柳家金語楼さんと水の江滝子さんがレギュラーだった「ジェスチャー」などがありました。お若い頃の久米宏さんが司会、コント55号の「ぴったしカンカン」、田宮二郎さんの「クイズ タイム・ショック」など枚挙にいとまがないほどです。
「学問」を根底にテーマ作りをしたという観点ではビートたけしさんと逸見政孝さんの「平成教育委員会」が走りでしょうが、昨今「決定的に影響を与えた番組」…これは「たけしのコマネチ大学数学科」である、これは確信しています。
木曜日の真夜中(=金曜日回った午前1時過ぎ)にフジテレビ系列で放送されているこの番組。2年前からビートたけしさんと現役美人東大生、更にはダンカンさん率いる身体張ってのコマ大チームで非常に難しい数学の問題を解いていくという当時では珍しい趣向の番組。しかしじっくり見ると…こんなに数学の定理が面白い、そう感じさせる番組はなかった…そう思います。
昨年末にはイギリスで主催された「第35回 国際エミー賞」にもノミネートされましたが、惜しくも受賞を逸しました。この時のビートたけしさんの発言は素晴らしい、さすが海外で活躍されてきている人だな、そう感じました。(詳細は他の出演者の発言を参照されると分かります。)
数学をここまで徹底的に解明しようとするたけしさん始め、番組出演者やスタッフの皆さんにも感慨を覚えます。放映されていない地域の方々も含め、是非このDVD、ご覧下さい。文系の僕でも数学は崇高で美しいものというたけしさんの発言内容に賛成出来る番組です。
最後に当初、番組に出ていた「さばヒカルさん(たけし軍団のお一人)」の享年37才でのご冥福をこのDVDを拝見しながら心よりお祈りします。