書籍を読んでこれほど「良かった!ためになった!」と思ったことはなかった。
最初に書かれていた「借金が苦しいのではない。先行きが見えないのが苦しいのだ」
まさしくその通りだ。小さいながらも経営者として会社を営み、この不況から業績も悪化、毎月の返済日が近づくたびに資金繰りのこと、家族のこと、従業員のことが頭を過ぎっていた。その通りだ、これでは本業どころではない。
売上が減少しても機器のリース、金融機関や知人からの借入、税金は待ってくれないし、毎日の電話対応だけでも精神的におかしくなり、うつになるのではとも思った。本に書かれていた通り、知識は武器だね。ページを捲るたびにのめりこんでいった。コンサルって経営戦略だけかと思っていた。
すぐに税務署からの督促の手紙が来ていることに気づき、本の通り対応してみた。怖そうだな、そう思っていたがやさしい税務所員だった。対応が遅ければ家が差し押さえになったかもと、今思えば背筋がぞくっとするね。
弁護士に相談しても「がんばりなさい!」ばかり。経営者仲間と話し合っても知恵もなくどうしようかと思ったときにこの本を薦めてくれた友人に感謝だ。
特別な融資や助成金、中小企業にとって一番大事な情報はなかなか手に入らない。「行かないとわからない、聞かないと教えてくれない」困った世の中だね。
ちょっと気になったのは最後に書かれていた著者が逮捕と。これだけの知識、情報を提供してくれた人がそんなことするのか疑問だね。私にとっては精神的にも楽になれた一冊だから。
小沢不起訴問題もそうだし、菅谷さん冤罪もそう、もう少しちゃんと調べてからのほうががいいのではないかな。