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22 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
無手勝流創作法の極み,
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レビュー対象商品: たいようオルガン (大型本)
最近、TV(たけしの誰でもピカソ)でも紹介されていた荒井さんの最新作だ。ごらんになった方はわかると思いますが、彼の描き方はとてもスリリング。 料理にケッチャップをたらすように、絵具をチューブから直接、画面にひねり出した かとおもえば、それを筆でなく手や紙でこすって広げて行く。 突然、クレヨンを使ったかとおもえば、色紙を切って貼付けたりもする。 何を描くかは決めてない。描いているうちに見えてくるそうだ。 途中で思考を介在させず、ピュアな感性を最速で画面に定着させることに 非常なこだわりをもっている。手の汚れをいちいち洗うのももどかしいのでしょう。 服ですぐに拭いてしまうので、荒井さんの着ている物は、カラフルなカモフラ柄に なってしまっている。いいですね。ボクもやってみようかな。 そんなふうにして生み出された荒井さんの世界を、自由気ままに楽しめるのが本書。 小さく描かれたゾウバスは、画面を散策するための乗り物だ。 もちろんあなたも乗る事ができますが、途中でおりたってかまいません。 たいようオルガンの光を全身で浴びられるように、ぜひ心を裸にして のびのびと味わって欲しい作品です。 ちなみにボクは、よんでる途中で靴下を脱いでみました。 草や土、砂や海が足の先で感じられましたよ。
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
芸術だ!,
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レビュー対象商品: たいようオルガン (大型本)
荒井さんは、2005年に、アスリッド・リンドグレーン記念文学賞(権威ある子供の本の国際的な賞とのこと)を受賞されています。 この本は、ゾウバスが走っていく話です。 その中で、『のりたいひと てを あげて』 というところが、何回か出てきます。 五歳の、うちの子は「はーい」と、自分も手を上げたり、 本の中で、手を上げている人を探したり、かなり楽しそうでした。 そして、なにより絵が、すごいです。 子供が描いたかのような、芸術です。 子供が描くような、ぐちゃぐちゃの絵があったので 「あれ、○○ちゃん、落書きしたでしょー」と聞くと、 「そう、これ、ボクが描いたのー」と、大喜び。 「これも、これも、これも、ボクが描いたのー」と、ニコニコしてました。 (荒井さんが、テレビでニコニコしながら、話してました。 『読んでくれた子供から 「鉛筆の線は、ちゃんと消さなきゃダメだよ」と言われた』と。 ホントに、下書き?と思わせるような、すごい絵です。) こどもが、絵を指さしながら、楽しんでいる様子は、 幼稚園で、友達の絵を見ながら遊んでいるようです(しっくりきます)。 この、子供が描くような絵に対して、 うちの子が、どんな反応をするのか、ちょっと不安でしたが 読み始めたら、「え!?こんなに喜んでくれるんだ!」という驚きに変わりました。 私は、幼稚園で、お友達の絵を見ているような気分になれて とっても癒されました。
23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
荒井良二の最高傑作!,
By りな - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: たいようオルガン (大型本)
去年出演したNHK「プロフェッショナル」で紹介されていました。茂木健一郎さんも絶賛していて、 ずっと読みたかったのですが 本屋さんで探せども探せどもなくって、あきらめた頃に。 ついについに!手にはいるようになったのですねー 感激です! 早速買って読んでみたら、荘厳で神々しくて、、 たいようオルガンがあって、 見えなくても常にそこにいて、 見守ってくれている。 自分も誰かのたいようオルガンであり、 ゾウバスであり、 そんなことを考えていたら 世の中はなんと希望が満ちあふれているんだろうと思えました。 ふくやま美術館で、荒井さん本人が 「たいようオルガンを描いて、はじめて絵本を描くことが少しわかった気がする」 と言っていました。 荒井良二さんのターニングポイントとなる作品、 最高傑作に間違いないでしょう。 絵本を読んだことのない方にも読んでほしい一冊です。
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