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たいした問題じゃないが―イギリス・コラム傑作選 (岩波文庫)
 
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たいした問題じゃないが―イギリス・コラム傑作選 (岩波文庫) [文庫]

行方 昭夫
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 630 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

二〇世紀初頭のイギリスにガードナー、ルーカス、リンド、ミルンの四人を代表とするエッセイ文学が一斉に開花した。イギリス流のユーモアと皮肉を最大の特色として、身近な話題や世間を賑わせている事件を取り上げ、人間性の面白さを論じてゆく。

登録情報

  • 文庫: 229ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2009/4/16)
  • ISBN-10: 4003720113
  • ISBN-13: 978-4003720110
  • 発売日: 2009/4/16
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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30 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By シネマA トップ500レビュアー
形式:文庫
 20世紀初頭の英国で活躍したガードナー、ルーカス、リンド、ミルンの4人の名エッセイストの肩の凝らない選集です。全32篇。四者四様の発想の違いと文章の芸を味わうことができる。しばしば「イギリス流のユーモアと皮肉」などと十把ひとからげに形容されますが、本書はおそらく、その恰好のサンプルをわかりやすく提示しているといえるでしょう。

 かつて受験勉強のときに原仙作著『英文標準問題精講』(旺文社)のお世話になったことがある私のような世代には、なつかしい書き手ばかり。あの頃は内容をきちんと理解する余裕がなくて、おもしろくもなんともなかった文章ですが、いまじっくりと読んでみると、意外にも機知と諧謔に富んでいて含蓄があることに気づかされる。

 とりわけ、わが国では『くまのプーさん』と『赤い館の秘密』の作者として知られているA・A・ミルンの才気煥発ぶりが、私の大のお気に入り。

 英文を和訳する際にユーモアと風刺の微妙なくすぐりを的確に表現することは、なかなか骨の折れる作業ですが、さすが行方昭夫先生だけあってお上手に訳しておられます。安定感のある瀟洒な訳文。私には大いに参考になりました。

 いきなり、こういう翻訳書が登場することがあるから、岩波文庫の毎月の新刊は隅に置けないですね。滋味深くて愉快な一冊。特に、おとなの読者のみなさんにおすすめしたいと思います。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カロン VINE™ メンバー
形式:文庫
本書は、第1次世界大戦から第2次世界大戦までの間にイギリスで活躍した4人のコラムニストの文章から、それぞれ何篇かを選んで翻訳したものである。

読んでみると、なんとも言えない、「イギリスらしさ」が漂い出てくる。
自分をも第三者的に突き放すように、だけど冷たくはならず、登場人物すべてに対して温かい視線を注いで、いささか諧謔的に語るさまは、
「これこそイギリス流」と感じさせる。
これは、訳者の力量にもよるところが大きいだろう。

このような本をさりげなく出版しているあたり、岩波文庫おそるべし、である。
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23 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ジェイムズやモームの読みやすい翻訳で定評のある行方氏による、英国20世紀のエッセー
の訳。ガードナー、ルーカス、リンド、ミルンのエッセーは、日本では大学受験から教養課程の英語の素材としてかなりの時期読まれた。英語授業の実用化が求められる中、ほとんど
読まれなくなってしまったけれど、試しに現在の学生さんに読ませてみると結構面白がるようだ。余裕ある時代の余裕ある文学の良さがかれらのエッセーにはあり、その良さが行方訳で巧みに伝わってくる。かつて四人のエッセイストの作品を読んだ方々にも、また四人の名前も聞いたことがない若い世代の人々にも、是非薦めたい。
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