登録情報 |
| 1. Zomeki no.28 "ikaking mix" (Hitoshi Hosokawa) |
| 2. Zomeki no.29 "mpc down-groove" (nk-777) |
| 3. Zomeki no.30 "riddim mania mix" (Yoshiharu Takeda) |
| 4. Zomeki no.31 "awa dream mix" (Jazz Computer) |
| 5. Zomeki no.32 "awa the abstract remix" (Ambient Chameleon) |
| 6. Zomeki no.33 "awa dance" (DT Construction) |
| 7. Zomeki no.34 "amacha mix" (Amacha 甘茶) |
| 8. Zomeki no.35 (JUZU a.k.a. MOOCHY) |
| 9. Zomeki no.36 "michinoque trance mix" (Shunsaku Koseki) |
| 10. Zomeki no.37 "maraca-fonki" (Makoto Kubota) |
| 11. Zomeki no.38 "Trs quartos do mundo" (DJ MAM & Rodrigo Sha feat. Juju Gomes and Marcos Suzano) |
| 12. Zomeki no.39 "naruto ocean beat"(Makoto Kubota) |
これはあたかも絢爛豪華な幻聴。
今度のぞめきはトクシマ・リミックス・ビート(TRB)です!
ジャパニーズ・オリジナル!
────いとうせいこう (タレント、作詞家、ラッパー)>
<サラーム海上氏による解説>※CDには未添付
昨年の衝撃作、高円寺阿波踊りを収めた「ぞめき壱」に続き、この6月に総本山徳島の阿波踊り 正調連を収めた「ぞめき弐」、一拍子系路上派を収めた「ぞめき参」を発表したばかりの久保田麻琴氏。半世紀を超える歴史を持つ英米ロックの録音技術をそのまま邦楽器に応用した迫力ある音像、麻琴さん曰く「自分が身体で感じる響きを是非切り取りたい」という目標を掲げて収録された音像は、日本発のグルーヴミュージックとして初めて実感させてくれた。
そして二度目のアンコールというか、カーテンコールに応えて登場するのがこの「ぞめき四 AWA Grooves & Remixes」だ。
この作品、元々は「ぞめき壱」よりサンプリングされた音素材を雑誌「サウンド&レコーディング・マガジン」の付録として配布し、一般公募したリミックス・コンテストから始まった。収録曲中、1、2、3、4、7、9がアマチュアによるコンテスト入賞作品を元に麻琴さんが一部ミックスやマスタリングを行っている。コンテストではテーマが「自由」とされていただけに、阿波踊りにもクラブミュージックにもこだわっていない自由な発想の作品ばかりが揃っている。
1は喧しい鳴り物が打ち込みにより脅迫的にまで強調されている。M.I.A.やディプロの諸作に通じるグローカルなゲットー・テックだ。3はなんと形容していいのか…踊れるクラブミュージックでもなく、次々に姿を変えていくリズムが楽しくもスリリングだ。これは未来のボー・ディドリー・ビートとでも呼ぼうか? 「ぞめき」の音素材は太鼓だけでなく、笛や三味線、お囃子まで音楽的に用いられてはいるものの、音楽的には100%サイケデリック・トランスである9は僕のお気に入りだ。
そして5、6、8、11は麻琴さん周辺の音楽家/DJによるリミックス。マルコス・スザーノ、Dr.Tommy、DJ Moochyの名前もある。マルコス・スザーノは素材を一部使ってはいるものの、ブラジリアンなメロディーとソフトな男女ヴォーカルを加えて、まるっきり自らの新曲にしてしまっている。
そして10、12が麻琴さん自身によるリミックス。エンディングの12は漁師が網を投げる動作が元となった男踊り「網打ち」を得意とする娯茶平連の演奏に、鳴門海峡の波の音を重ねている。太鼓と波の音とともに「ぞめき四 AWA Grooves & Remixes」は退場していく。
どうか「踊る阿呆に、リミックスする阿呆、同じ阿呆なら〜」と「ぞめき」カーテンコールを拍手で送って欲しい。
※なお、本CDの売り上げの10%は 東北大震災被災地、相馬市の相馬救援隊に送られます。
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