いま、ハリウッドで凄いのは間違いなく、ラブ・コメ(ROMANTIC COMEDY)だろう。
ラブコメなんて昔、うまく作れていたのはビリー・ワイルダーとか限られた才能だけだったが、今はほとんどの映画で相当なレベルを維持している作品が次々と作り出されているから凄いと思う。
映画には時代の旬てものがある。米国映画に関しては、50年代はフィルム・ノワールと西部劇、60年代はリアリズム映画、70年代はニュー・シネマ、80年代はホラー・ファンタジー、90年代は欧州出身映画人の活躍、そして2000年代はラブ・コメの時代だというのが個人的な分析だ。
この映画、2年前の沖縄の劇場で見た。女性割引デーだったので場内はほぼ九割が女性で満席状態。こちらもその熱気に煽られ、本当に面白い映画を堪能したと感じた。もちろんこのブルーレイも購入ずみ。
見ていない人にこの複雑な映画を解説するのは難しいが、R・アルトマンの『ショートカッツ』のラブコメ版とでも言えば良いか。批評家筋から徹底的に評価が無視されてるのが、笑えるぐらい不思議だ。