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そんなバカな!―遺伝子と神について (文春文庫)
 
 

そんなバカな!―遺伝子と神について (文春文庫) [文庫]

竹内 久美子
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 490 通常配送無料 詳細
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商品の説明

商品の説明

第8回(1992年) 講談社科学出版賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

愛も憎しみも神さまも全ては遺伝子による陰謀なのだ。生物学的アプローチから人間行動の謎に迫る衝撃の書。新たに「美人論」を付す

登録情報

  • 文庫: 267ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1994/03)
  • ISBN-10: 4167270021
  • ISBN-13: 978-4167270025
  • 発売日: 1994/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
111 人中、94人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By "plato"
形式:文庫
まず、彼女は「利己的な遺伝子」の意味を誤解している。そもそものドーキンスの本の翻訳にも問題があるのだが、「利己的」の意味は単に複製を通じて自己の遺伝情報を伝達しようとする遺伝子の働きのことであり、別に、遺伝子が自己中心的な振る舞いを人間にさせる訳ではない。事実、ドーキンスの「Selfish gene」が多くの誤解を招いたために、彼自身が後に解説を加えることになった。

次に、彼女は遺伝子の存在と発現の関係を一対一に対応するものとする過ちを犯している。そうだとすると、成績の良い子供は頭を良くする遺伝子を持っているという滑稽な推論もできてしまう。実際、このような遺伝子は未だ発見されていない。あくまでも、遺伝子は個人の特徴の発現の原因というよりきっかけと考えるべきである。即ち、よく言われるように、環境要因を考慮しなければならないということである。
ところで、彼女の京都大学動物学科卒という肩書きが専門の研究者という印象を与えているが実際は動物学も様々で、この本の内容は動物学というよりは進化生物学なので彼女の説が専門家によるものだと考えるのは誤りで、疑ってかかるくらいで丁度良いと思われる。

最後に、このような本は純粋に娯楽として楽しむには最高のものである。しかし、眉に唾を付けて読むことは忘れないで欲しいと思う。

このレビューは参考になりましたか?
80 人中、67人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 紫陽花 VINE™ メンバー
形式:文庫
本書はドーキンスの「利己的遺伝子」にタダ乗りした本である。ドーキンスは文章こそ洒脱で軽いタッチだが、その研究内容は重い。グールドの"断続平衡説"に対抗して遺伝子の継承・変異そして収斂を重視する、いわばダーウィン流の主流を行く重鎮だ。生物の体が遺伝子の乗り物(vehicle)だと言うのはドーキンス一流のレトリックで、遺伝子の働きの一部を半分揶揄する形で逆に強調したものである。ドーキンスは遺伝子が人間の行動全てを支配するなどとは一言も言ってない。

著者はドーキンスの上述の本から、意図的に、遺伝子が人間の行動の全てを左右しているかのように曲解し、それを一般書で広めている迷惑至極な人物である。遺伝子工学に対する誤解を広めて、この方面の研究に携わる方達に迷惑を掛けていると共に、ドーキンスの真価を貶めている。日々の生活を考えても、遺伝子に左右される場面などは(先天性疾患等を除けば)ほとんど無い事は自明であろう。著者には深く反省をして欲しいし、読む側もこうしたトンデモ本に騙されない眼を養う事が肝要であろう。
このレビューは参考になりましたか?
29 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
読み物としてはとても面白い内容でしたが、あまりにも、トンデモな内容なので、気合を入れてドーキンスの『利己的な遺伝子』を読むきっかけとなりました。そういう意味では、貴重な本でした。
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最近のカスタマーレビュー
毒が強いかもだけど、色々考えさせられる本
著者の作品の中では古いか割とシリアス?で毒の強い(笑)内容かも。
子供は「誰のための"しつけ"か... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: わに
楽しい遺伝子エッセイ
利己的な遺伝子にかかわるエッセイ集。
目くじらを立てないで、楽しく読めばよい。... 続きを読む
投稿日: 24か月前 投稿者: iccinc
真偽はわかりません。
「動物の行動、人間の行動は、遺伝子によって決められている」
ということを、
色々な事例や学説を取り上げて著者なりに解説しています。... 続きを読む
投稿日: 2009/2/4 投稿者: noki-noki
そんなバカな!?
このような本を出して自分の生活を豊かにしていくことも遺伝子のなせることなのか?と考えてしまう。... 続きを読む
投稿日: 2008/12/27 投稿者: Brown Sugar
利己的遺伝子の応用力の極みを見た
 リチャード・ドーキンスの利己的遺伝子を竹内久美子流に解釈し、「嫁・姑戦争」の本質までをも解き明かす、意欲的な一遍。... 続きを読む
投稿日: 2006/5/8 投稿者: hiro_dagger
そんな。。。。。。
人間の行動がすべてあるひとつの遺伝子のはたらきによって説明がついてしまってほんとおどろきました。人間がただのビークル(乗り物)だったなんて...
投稿日: 2005/10/29 投稿者: "momokj"
世の中すべては利己的遺伝子の思い通り
生物学者リチャード・ドーキンスの利己的遺伝子ーセルフィッシュジーンを日本に紹介した、著者の著作群の原点。10数年以上前に本書のハードカバーを読んだ時の感想は大変驚... 続きを読む
投稿日: 2004/11/2 投稿者: kaz0775
つまみ食いのお菓子だね。
「BC!なはなし」の著者の本。... 続きを読む
投稿日: 2004/7/13 投稿者: garbanzo
珍仮説か真実か
大笑いするというよりは
にんまりしてしまうような面白さに満ちた本でしょう。
このにんまり感は読後もかなり続きます。... 続きを読む
投稿日: 2003/6/23 投稿者: "ぽてこ"
人間を見る眼と、人生が変わった!
文庫本で、自分の人生観が変わるとは、思いもよらなかった。
全ての生物は、遺伝子の「乗り物」に過ぎない。... 続きを読む
投稿日: 2003/2/18 投稿者: kusyana
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