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特に面白かったのは、やはり最初と最後のお話で、切なさや笑い、痛みというようなものの微妙な匙加減が良かったです。雑誌掲載時から好きだと思っていた「ワタシの永遠の恋人」は、ラストひとひねりがお気に入りです。
結構考えさせられたのが、「ある5月」。優しすぎて、いやな事も全て我慢してしまう初老の大学教授と、しんから男運の悪さが染み付いてる感のある40路の女。教授がもっと自己主張できてたら、違った展開になったのでしょうか。非常に切ないお話でした。
個人的には最初(「高校時代からの腐れ縁の貧乏作詞家と医者の恋愛話」)と最後(その昔もてはやされたが今はすっかりやさぐれたピアニストの話」)の話が好き。
ところで、真ん中のボーイズラブとは無関係の中年男女の結婚生活の話の一番のクライマックスのシーンの意味が私はよくわからないのですが、これは私が上品な家庭の生活について知らないからでしょうか?
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