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36 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
いいたいことは判るが、問題点もあり,
By H.T "H.T" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: それは、うつ病ではありません! (宝島社新書) (新書)
うつ病(厳密に言えば、「大うつ病」とか「メランコリー親和型うつ病」と呼ばれる「従来からうつ病として定義されてきた」もの)と、うつ病と似て非なる状態が存在するということ。それを啓蒙し、精神科がパンクしかかってると言う現状を何とかしたい、という事については全く以って同感である。しかしながら本書を星二つとした理由は二点。 一つは、斜め読みをするとうつ病をはじめとした精神疾患に対する誤解を助長しかねないと言う点である。「うつ病」と「うつ病と似て非なる状態」は確かに存在するが、その区分と「精神科の診療を必要とする状態」と「精神科の診療を必要としない状態」は違う。その点が、軽く読んだだけでは判らない。と、言う点。 もう一つは、最後に述べられた「気分障害」という表記について。本書においては、うつ病と似た症状が散見されるが、似て非なる状態のことを「気分障害」と定義しているが、私の主治医(心療内科)に見せていただいたWHOのハンドブックには「気分障害=ディスチミア」は、「(大)うつ病や、(家族の死などによる起きてしかるべき)抑うつ状態と等をすべて含んだ気分の落ち込みの総称」と、定義されている。よって、本書を読んだうつ病の患者が、主治医に「私は本当にうつ病なんでしょうか? 単なる気分障害に過ぎないのでしょうか?」と、言ったような質問をした場合「気分障害」と言う言葉の定義の違いにより期待した答えが得られず、主治医との信頼関係に無用なヒビを入れかねない。と言う点。 本書は啓蒙されるべき事を述べてはいるのだが、上記二点により安易に、特に精神疾患が疑われる人は、近づくべきではない書であると言えよう。
79 人中、58人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
名著だと思う,
By
レビュー対象商品: それは、うつ病ではありません! (宝島社新書) (新書)
著者の前作も含めて、「問題作」だという意見もあるでしょう。否定的な声もきっと出ていることでしょう。でも、医療を提供する側からは「こうした本を待っていた!」としか言いようがありません。文章は「軽薄体」だという意見もあるでしょう。でも、よく読んでみれば、他のうつ病本には例がないほど論理的で正確な内容だということがわかります。うつ病情報の氾濫と、「うつ病」と称するものの増殖という現代の問題が鮮やかに描かれていると、私は精神科医として保証します。もちろん、患者様はお客様でお客様は神様という立場もあり得ると思いますが、産業メンタルヘルスの管理者、あるいは心を病む部下を持った上司にすれば、「お客様がうつだとおっしゃっているのでうつ病です」的な診断書を乱発されては困るでしょう。著者も最後に書いていますが、「うつ病ではありません」というのと、「助けは必要ありません」というのは別のことなんですよね・・・。こんなに「うつ病」が一般的になったのは、製薬会社の過剰宣伝のせいもあるのではないかと、個人的には疑ってますが・・・。うつ病でない人には、著者の書いている通り、「薬を飲んでゆっくり休養しましょう」以外の、いろんな助け方を考えるべきだと思います。医療の側も、「それはうつ病ではありません。」と伝える勇気を持つべきです。それが結局は、多くのうつ病の方々、そしてうつ病ではない方々のためになることだと思います。
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
この医師はどこまでうつ病を理解しているのか疑問に感じる,
By
レビュー対象商品: それは、うつ病ではありません! (宝島社新書) (新書)
この著者はインターネットで精神疾患の相談に回答しているが、この本を読んでいて、古い時代の知識で今も治療しているのでは、と強く感じる。内因性以外のうつ病はうつ病ではないのか?気分変調症とうつ病の違いはどこにあるのか、この本を読んでいるとますます分からなくなってしまう。もちろん、詐病は許されないことだが、新しいタイプのうつ病についてもきちんと研究して欲しいと思う。重いうつ病の患者や「うつ病について知りたい」という方にはお勧めできない本。
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5つ星のうち 5.0
この著書が読んで理解できますか?
答え:それができるなら、あなたは「うつ病」ではありません。 ということだと思いました。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: まくず
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