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それでも運命にイエスという。 (小学館文庫)
 
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それでも運命にイエスという。 (小学館文庫) [文庫]

葉田 甲太
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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それでも運命にイエスという。 (小学館文庫) + 僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia. (小学館文庫)
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商品の説明

内容説明

「僕セカ」原作者が書くエイズドキュメント

向井理主演で話題の映画『僕たちは世界を変えることができない。But,we wanna build a school in Cambodia.』(2011年9月23日より全国ロードショー)原作者が書いたカンボジアのエイズの実態に迫ったドキュメント・ストーリー。――毎年1万人以上の人間がエイズで死亡しているカンボジア。HIV母子感染によって15歳まで生きられない子どもたち。親のHIV治療費を稼ぐため毎晩1回5ドルで好きでもない男とセックスする少女。政府により強制移住させられたHIV村、末期のエイズ患者が集まるホスピスなど……。前作『僕セカ』でも描かれたエイズ病棟での患者との出会いと別れをきっかけに、カンボジアのエイズに関するドキュメンタリー映画『それでも運命にイエスという。』を製作した著者が、その活動の一部始終を綴った魂の記録。日本で全国上映会を行うまでの様子も写真入りで収録。熱い衝動に突き動かされて始めたものの、何度も「無理なんじゃないか?」と不安になり、逃げ出しそうにもなった。しかしさまざまな思いが交錯し、見て見ぬふりだけはしたくなかったという心の葛藤などもがありのままに綴られている。読んだ人の“心が動く”を超えて“体が動く”きっかけに、という願いが込められた真実の物語。


【編集担当からのおすすめ情報】
姉妹作でもある『僕たちは世界を変えることができない。But,we wanna build a school in Cambodia.』(小学館文庫)の特設ページに向井理さんのインタビュー動画あり。必見です!
http://www.shogakukan.co.jp/pr/bokuseka/

内容(「BOOK」データベースより)

映画『僕たちは世界を変えることができない。But,we wanna build a school in Cambodia.』原作者が描く、カンボジアでのエイズの実態に迫ったドキュメントストーリー。『僕セカ』で描かれていたエイズ病棟での患者との出会いを経て、それをもとに映画製作に挑み全国上映会を行なうまでの一部始終を綴る。母子感染で生まれてきた子どもたち、家計を支えるため1回5ドルでセックスする少女、隔離されたHIVの村、末期患者が集うホスピス―。見て見ぬふりはしたくない。でも、自分には何ができるのだろうか?世界と真正面から対峙した若き勇気の記録。

登録情報

  • 文庫: 187ページ
  • 出版社: 小学館 (2011/10/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4094086579
  • ISBN-13: 978-4094086577
  • 発売日: 2011/10/6
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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著者の葉田甲太さんの医大生時代の自分の存在感を求める姿が生々しく、だけどテンポ良く語られています。開発途上国の同世代の若者がエイズと戦わざるを得ない人生を悲観せず、その事実を認めて生きていくしかないというやるせない事実と、恵まれた自分の大学生活とのギャップに対する葛藤がだれでも経験する青春時期の純粋さを垣間見せてくれます。
一人では何も出来ないと気づき、行き詰まる主人公葉田さんの目の前に現れた小川光一さん。
彼が現れなければこの実話は完成しなかったでしょう。まさに小説のようなストーリーなのですが、これが実話だと再確認したくなるような人生の出会いの面白さも読む者の心を捉えます。
そして、この二人の性格の違いがお互を補間しあうという実世間の面白さも見せてくれます。
何度呼んでも、その場面が浮かぶという作者の表現力もすごい。
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By koumei
「僕たちは世界を変えることができない」の著者が書いた作品。

今回は、カンボジアで会ったエイズ患者に触発され、HIV/エイズのドキュメンタリー映画を作る物語です。

エイズ患者の悲しいところは、同情されないということ。
HIVは性交渉を通じて感染することが多いから、自業自得だと思われてしまうのだ。

そして、日常生活において感染することはほとんどないにもかかわらず、HIV/エイズに対する無知から、家族にすら敬遠されてしまう。
このため、エイズ患者の多くが差別を苦に自殺するという。

施設に引き取られればまだいいが、亡くなってもほとんどの家族は遺体を引き取りに来ないそう。

カンボジアでは都市部を中心に性産業がはびこっており、これがエイズが蔓延する温床となったという。
だが、売春は好きこのんでする仕事ではない。
その裏側にはどうしようもない貧困問題が横たわっている…。

たとえば、HIVに感染した母の治療費を稼ぐため、14歳のときから売春をしている少女の話が取り上げられている。
読んでいて痛々しい。

また、最近は性産業を通じてではなく、夫婦間や母子間で感染するケースが多くなってきたという。
夫からHIVを移されたエイズ患者がこういう言葉を残している。
「もううつってしまったので、夫を怒っても殺しても意味がないです。これが運命ですから。エイズで一人で死んでいく、それが今回の私の人生の運命です」
僕なら、こんなにあっさりと自分の運命を受け入れられるだろうか。
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