300ページを超える結構分厚い本ですが、意外と読みやすい本です。
アサーティブの理論的な基本をしっかりと理解したい人は90ページまでのPart1だけでもしっかりとそれが達成できます。しかしこの本の中で一番読む事を勧めたいのは「おわりに」にまとめて書かれている現在のコミュニケーションの抱える問題点と解決策へのヒントたちかもしれません。この部分は、情報量が多くなり便利になった世の中で私たちが失いつつある大切な何かに気づかせてくれます。 そのためには全て読んでしまった方が良いでしょう。
アサーションとかアサーティブネス。次第に日本にも広がりつつあるこの考え方は、「弱者のためのもの」と思い込んでいるひともけっこう多いかもしれません。この本で分かるのは、アサーティブネスとは、単に自分の感情を攻撃的にならないで伝える方法だということです。
そんなアサーティブネスの基本がよく分かり、かつ実践的にどのように使うのかが脚本調の事例で何例も出てくるので、実際にどのように展開するのかが分かりやすい本です。
理屈だけでは良く分からなかった人に勧めたい本です。