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それでも朝はくる (上) (中公文庫)
  

それでも朝はくる (上) (中公文庫) [文庫]

森村 桂
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登録情報

  • 文庫: 259ページ
  • 出版社: 中央公論社 (1984/01)
  • ISBN-10: 4122010896
  • ISBN-13: 978-4122010895
  • 発売日: 1984/01
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 3.0 彼女は幸せだったのでしょうか?, 2004/10/11
レビュー対象商品: それでも朝はくる (上) (中公文庫) (文庫)
中高の多感な時期に彼女の「恋愛至上主義」エッセイを
読んだ私にとって、とてもショッキングな内容でした。
他の著作で書かれていた、
面白楽しい結婚生活の実態が、コレですか!?
作者本人が傷つき、のたうち回りながら文章を書いているせいも
あるのでしょうが、言葉からも行間からも
読んでいて辛くなるほどのマイナスパワーを受けてしまいます。

「それでも朝はくる」のタイトルが示すように
ラストは著者にとって明るい未来を示していますが、
正直、読後感はよくありませんでした。
著者の根本的な問題が解決したとは私には思えなかったのです。

今は、著者のご冥福を祈るばかりです。。。。

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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 森村さんの冥福をお祈りします。, 2005/5/10
レビュー対象商品: それでも朝はくる (上) (中公文庫) (文庫)
この本を読んだ感想ですが森村さんの最初の夫はDVで精神的虐待と暴力を執拗に繰り返す時期とハネムーン期が周期的に巡っていた事がよく分かる本です。別なエッセイの中でも夫婦の事を明るく描いていますが、私は読んでいて、森村さんはゾッコンみたいだけれども私だったらこんな自分勝手な旦那、イヤだな~と思ったのですがこの本を読むとイヤだな~レベルではなく暴力を振るって森村さんが失神する等、犯罪じゃんっ!!と言うものもあり、今現在だったら周囲も又違った対応を出来たのでは?と思います。後半では孤独に押し潰され生きる気力も半分失われた状態で再婚相手が見つかり再婚相手の愛によって生きる気力を取り戻す様子が描かれているのですが、私から見れば最初の夫も2番目の夫も脱サラして経済はやはり森村さんに腕にかかる事が多かったのでは?と思います。(再婚相手のケースは分からないのですが。)身体の弱い自分の事も考えてサラリーマンの奥さんにあんなになりたがっていたのに結局はなれなかった森村さんが可哀想だな、と思います。それと2番目の夫ももちろん森村さんの同意の元に脱サラをしたようですが、せめて奥さんの第一希望のひとつ位、叶えてやればいいのに、と私は思いました。森村さんのご冥福をお祈りします。
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5つ星のうち 5.0 その「ダンナさま」, 2011/8/24
レビュー対象商品: それでも朝はくる (上) (中公文庫) (文庫)
森村桂さんの作品に、かつてよく「ダンナさま」が登場していた。そのダンナさまとは「男らしい山男」。しかし、彼には、実は大きな問題があったのである。

愛し合い、結婚したものの、結婚生活で、妻は、自分の気持ちを抑え、「ダンナさま」の気持ちをハラハラする思いで、見つめなければならない。

自分の気持ちがどうしようもなくなると、妻に、精神的且つ肉体的な暴力をふるう。それが彼の"病気"であると、この本の中で、医師の言葉として残されている。

これはDVだ。しかも、妻が謝って謝って、それでやっと機嫌を直すDV。機嫌のよいときには、とても甘い。飴と鞭である。でも、その人を、桂さんは、とても愛していたのだ。

流れるような、読みやすい文章で描かれる結婚生活は、苦い味がする。これを書きながら、作者はどんな気持ちだったのだろう。しかし、これほどに、細かいことをよく覚えていられるものだ。さすがは森村桂さんだな、と思いながら読んだ。
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