「不思議のマリア君」の椎名先生の新刊!!嬉しくってすぐに購入。
ニケ姫のセクシー系普段着が表紙です。このひと、こうやって悪気なく王子をそそっているんだろうなー笑
ニケ姫は雨の公国第4皇女。雨の国の自治を認めてもらうかわりに太陽の国に嫁いでくるのですが・・・偉そうな少年王のリヴィウスに「クソガキ」と言って、牢屋に入れられたり。もう最初からびっくりの嵐。
びっくりは・・・話の展開もそうですが、ニケ姫のキャラクターにもびっくりでした。「深窓の姫君」の真逆と思って頂ければ良いかと思われます。ニケ姫は天真爛漫で思ったことをそのまま言うし、思いついたらすぐ動いちゃうし、まるで少年漫画の主人公みたいな人です。
でもそれだからこそリヴィウスはどんどんニケに惹かれていくワケですね。彼の周りに、久しくいなかった光のような存在、ニケ。
雨の国の姫がニケで、太陽の国の王子がリヒなのに、キャラクター的にはニケがキラキラしてて暖かくて、リヒがしんとしてて低温な感じです。そこんとこも面白いなあ、と思いました。
だんだんお互いが大事になっていって、リヒはちょっと判りにくい愛情表現もあるんだけど、ともかくニケを大事にしていて「イイ男!」です。
ニケもどんどん可愛くなっていって、最初にイヤイヤこの国に来ただなんて事が嘘みたいに、リヒの国になじんでいってます。
自然に「この二人には幸せになってもらいたいなあ」と思えてきます。
ただ、椎名先生は時々デッサンが狂うのが惜しいのですが・・・でも2011.12.20発売の「花とゆめ」を見たら{それでも世界は美しい、が連載スタートなんですよ!}だいぶ改善されつつあるようだったのでほっとしています。たまに、ですがデフォルメの時じゃなくても手足がなんだか短かったり、下半身が小さかったりするんですよね・・・でもコマ割りなんかは動きがあってニケ姫の元気さが表現できていて上手です。
あとは、欲を言うなら、なんですが。ニケ姫のアメフラシの技の時の顔が、ワンパターンでなくて、シーンに合わせて目をつぶっていたり口が笑っていたり辛そうに歌っていたり・・・するともっといいかも?と思っています。今後に期待!
とにかく主人公の2人が可愛くて愛しくてたまりません。今後もより面白くなりそうなお勧めのお話です。あなたも一冊いかがですか?