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それでも三月は、また
 
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商品の説明

内容説明

あの忘れられない日を心に刻む、胸に迫るアンソロジー。2011年3月11日に発生した東日本大震災により、甚大な被害を受けた日本。福島第一原発の重大事故との闘いは、今後何十年も続く。大きく魂を揺さぶられた作家、詩人たちは、何を感じ、何を考えたのか? 谷川俊太郎、多和田葉子、重松清、小川洋子、川上弘美、川上未映子、いしいしんじ、J.D.マクラッチ、池澤夏樹、角田光代、古川日出男、明川哲也、バリー・ユアグロー、佐伯一麦、阿部和重、村上龍、デイヴィッド・ピース。
日本、アメリカ、イギリス同時刊行!本書の著者印税相当額/売り上げの一部は震災復興のため寄付されます。

内容(「BOOK」データベースより)

あの忘れられない日を心に刻む、胸に迫るアンソロジー。作家・詩人17人は、3.11後の世界に何を見たのか。

登録情報

  • 単行本: 290ページ
  • 出版社: 講談社 (2012/2/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062175231
  • ISBN-13: 978-4062175234
  • 発売日: 2012/2/25
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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16 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 100名山 VINE™ メンバー
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ものがきが東日本大震災をどう感じ、どう表現したか知りたくて手にしました。
17人のうち知っている作家はわずか6名で作品を複数読んだことのある人は2名だけでした。

多和田葉子の「不死の島」は福島の人々が読んだらどう思うのだろうと少し心配になりました。

重松清の「おまじない」はとても分かり易く情景が印象に残りました。

川上宏美の「神様2011」は震災前にすでに発表されていた「神様」を再掲し、
次に震災後を反映した「神様2011」を並べる新しい手法です。

川上未映子の「三月の毛糸」は作家の力を再認識しました。
また日本版とイギリス版のカバーのデザインに毛糸玉が使われていますが、この作品の流れでしょうか。

「箱の話」には目眩がする程の衝撃を感じました。著者の明川哲也など全く知りませんでした。
小説ですが、全編が詩です。
詩人でなくては書けないと思い、少し調べてみたらあの叫ぶ詩人ドリアン助川氏の別名でした。
この人の作品に触れただけでもこの本を買った価値がありました。これぞ文学による昇華でしょう。

「日和山」は具体的な日常を綴る佐伯一麦ならではの期待を裏切らない作品です。

デイヴィッド・ピースの「惨事の後、参事の前」は芥川竜之介や川端康成、今東光が体験した関東大震災が素材です。

ものがき一人ひとりの感じ方、表現、つたえたいもの、昇華の仕方を知り、そしてその力が見えます。
本書は著者印税と売り上げの一部が震災復興のために寄付されるそうです。
新刊を買って読みましょう。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By wakajin
あの東日本大震災の悲劇を小説や詩で表現することは
おそらく不可能だろうと思いつつも、読んでしまいました。
予想通りといいますか、やはりそれぞれの作家さん達の、
苦しい言葉の中からなんとか表現だけはしておかなくては
いけない、といった焦燥感のようなものを感じることが
多いアンソロジーでした。
印象に残ったのはいしいしんじさん、池澤夏樹さん、
古川日出男さん、佐伯一麦さん、デビッドピースさん
らのものです。

まだまだ現実の厳しい状況が被災地および日本全体を覆って
いるのでこれから何十年もしないと文学作品としては昇華
できないと思いますが、果敢にその困難な仕事に立ち向かって
いらっしゃる作家さん達を是非応援していきたい気も
しています。いずれ被災地の方の中から、この困難な仕事を
達成される表現者が現れてくれると期待したいです。
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