先頃、お亡くなりになった元フジテレビプロデューサーの横澤彪氏の本ですが、本当に読みやすく人当たりの良い、また慕われていた方だったのだと再認識しました。
個人的に色々と考えさせられました。
著者の文章を抜粋すると(長文、ご容赦を。)
18ページ「一人でいるときには一人でいることの楽しさ、人と会うときには人と会うことの楽しさだけを求めればいいのだ。」や
41ページ「確かに人には誰でも一人で生きていくしかない場合もあるだろうし、また、自分と他人は違う。いや、だからこそ、人と会いたい気持ちが生まれるのだ。会いたい人に会ってみる。こんなわかりやすい人生の指針はない。(中略)」や
79ページ「(中略)会うのは苦手でも、合う力をなくしてはいけない。生きている限り人と会い続けるのだし、そこから楽しさが生まれてくるからだ。人と合う力は楽しく生きる力のことだ。」や
110ページ「自分の居場所を求めないで、気が向くままに人と会い、そのときそのときの時間を楽しむ。(中略)」
132ページ「(中略)人と会うのは楽しく生きるためなんだから、わくわくするような気持ちで誰かに声をかけるのは、いわば初心にかえることだろう。」
160ページ「テンポの速い会話もいいが、お互いに「自分の考えていることをいわない時間」というのは、思い出して楽しい時間なのかどうか。一人になったときに「さっきは楽しかったな」と本当に思えるのかどうか。このことは真剣に考えてもいいのではないか。」
186ページ「人は、人と合うことで、自分の心の痛みを実感し、また他人の体温を知るのだろう。」
など著者のプロデューサー談義と読み、今の現代人に忘れた「何か」感じた思いがします。
著者と同様に人付き合いの苦手な人は気が向く時に時間をとって読むことを薦めます。