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それでも、日本人は「戦争」を選んだ
 
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それでも、日本人は「戦争」を選んだ [単行本(ソフトカバー)]

加藤 陽子
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (133件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,836 通常配送無料 詳細
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商品の説明

受賞歴

第9回(2010年) 小林秀雄賞受賞

内容紹介

かつて、普通のよき日本人が「もう戦争しかない」と思った。
世界最高の頭脳たちが「やむなし」と決断した。

世界を絶望の淵に追いやりながら、戦争はきまじめともいうべき相貌をたたえて起こり続けた。

その論理を直視できなければ、かたちを変えて戦争は起こり続ける。

だからいま、高校生と考える戦争史講座。
日清戦争から太平洋戦争まで。講義のなかで、戦争を生きる。

*

生徒さんには、自分が作戦計画の立案者であったなら、自分が満州移民として送り出される立場であったならなどと授業のなかで考えてもらいました。講義の間だけ戦争を生きてもらいました。

そうするためには、時々の戦争の根源的な特徴、時々の戦争が地域秩序や国家や社会に与えた影響や変化を簡潔に明解にまとめる必要が生じます。その成果がこの本です。……本書「はじめに」より

◆日本だけでなく、世界の人々がなにを考え、どのような道を選択したのか、 かつての人々が残した言葉をたどりながら、詳しく鮮やかに紐解いてゆきます。縦横無尽に「戦争」を考え抜く。歴史の面白さ・迫力に圧倒される5日間の講義録◆

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 416ページ
  • 出版社: 朝日出版社 (2009/7/29)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4255004854
  • ISBN-13: 978-4255004853
  • 発売日: 2009/7/29
  • 商品パッケージの寸法: 18.8 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (133件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 2,387位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 入門書としては、よろしいのでは 2014/1/24
形式:単行本(ソフトカバー)
 この手の本に対しては、様々な意見があるでしょうし、それは書き手も出版社も重々承知の上でしょう。
 内容としては、そもそもが高校生相手の講義採録となっていますので、体系立っているし、マニアックでもないし、良いのではないかと思いました。私の知らなかったこともずいぶんありましたし。
 そして、結論としては、あとがきに書かれている通りだと思います。そこにはこうあります。

 あの戦争はなんだったのか」式の本に手を伸ばし続けることになりそうです。なぜそうなるかといえば、一つには、そのような本で
は戦争の実態を抉る「問い」が適切に設定されていないからであり、二つにはそのような本では史料とその史料が含む潜在的な情報す
べてに対する公平な解釈がなされていないからです。

 世間が総括してくれないならば、自分で総括するしかないのかもしれません。もっともっと学ぶ必要がありますね。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
本書は、日本近現代史(「なかでも1930年代の外交と軍事」)を専門とする著者が、市立栄光学園の中高生に行った5日間の授業を元にしたものである。その5日間は、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、満州事変と日中戦争、太平洋戦争に分けられる。

いずれの講義においても、大戦を目の当たりにした為政者がなぜこのような判断をしたのか?について、学生たちに問いかけ、その上で「戦争の根源的な特徴を抽出する」ことを試みる。
学生たちは歴史研究クラブであるそうな、前提として基本的な日本史の理解ができており、また自由闊達な教室環境でもある。そのため、読者から著者に問いたいような意見はもちろん、たまに著者を当惑させる意見が出るほどで、この意見を仮説とした実証研究も成立しそうだと思わされる。

これに対する著者の解説は、当世の当事者による発言、手紙、日記、論文又は後世の評価を引用しながら、当事者の思考に近い視座において、本人の危機感や責任感が伝わってくるような時代考証をする。これにより、臨場感をもって時代背景と繋がった意思決定過程への理解が得られ、歴史の変遷についていくことができる。

なお、栄光学園で行った授業と本書の役割は異なるように思う。
もちろん、授業自体は日本史研究の最先端を披露し、学生たちと共に歴史を追う一流の講義だ
... 続きを読む ›
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
本書は、東京大学文学部教授で1930年代の外交や政治が専門の加藤陽子氏が、歴史好きの中高生を相手に行った5日間の講義を書籍化したもの。高校生相手に丁寧に説明した講義をそのまま書籍化しているので、非常にわかりやすく引き込まれる内容になっている。

構成としては日清戦争・日露戦争・第一次世界大戦・第二次世界大戦の4つの戦争を扱っており、それぞれの戦争が起きた背景について、戦争を知らない若者にとっても理解しやすいように経済・政治・文化といった様々な要因を交えて説明している。

平成生まれで戦争を知らない世代である自分にとって戦争は非現実的な事象でしかなかったが、本書を読んだことで、戦争がこれからの日本にも起こりうる出来事であるということが理解できるようになった。
このレビューは参考になりましたか?
968 人中、763人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 会議で戦争は始まらない 2009/9/18
形式:単行本(ソフトカバー)
五つの戦争の戦争に関する資料をじっくり読み込み、良く咀嚼し語られている。
しかし、資料主義に徹するあまり,肝心の社会全体の流れが把握されていない。
第二次大戦について評するならば、以下のような社会情勢に全く触れられていない。

(1)1929年の世界恐慌、1932年のオタワ会議に端を発するブロック経済に
   より、持たざる国であるドイツと日本が経済的に追い込まれていったこと。
(2)そういった中で、ソビエト革命発の社会主義的イデオロギーが世界に拡散し、
   ドイツではナチス、日本では右翼社会主義的思想の台頭を許したこと。
(3)日中戦争の激化に伴い、日本はABCD方包囲陣により、経済はさらに悪化し、
   アメリカの石油禁輸により、エネルギーが枯渇することが必然となったこと。
(4)中国では「通州事件」が起き、アメリカでは「絶対的排日移民法」が成立し、
   日本人の人種・民族感情が極限に達し、政治家、軍部を戦争に駆り立てたこと。

加藤氏の解説では、あの悲劇の戦争がなぜ起こったかは誰も分からないのではないか。
多くの人が日本は戦争の反省が足りないというが、「A級戦犯」が悪かった。軍部が
悪かった。というだけでは、何も得るものはな
... 続きを読む ›
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0 単なる概説書ではない。
きょうちゃん、台風すごいわ。でれねえ…

今って日本にいるの?... 続きを読む
投稿日: 24日前 投稿者: OK
5つ星のうち 1.0 著者は、東京大学の教授らしいですが、文章が下手で、読む気がなくなります。
著者は、東京大学の教授らしいですが、文章が下手で、読む気がなくなります。

よく、こんなに、文章が下手で、本を書いていますね。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: TOKYO BOY
5つ星のうち 1.0 ふーん 有害図書らしい
参考程度に。ただ、西尾幹二さんの「自ら歴史を貶める日本人」でこの本を批判してますので参考程度に読んでみてください。
投稿日: 1か月前 投稿者: zon-ama
5つ星のうち 5.0 まぁ天皇制というあたりは
間違いだと思うが天皇制と言う言葉自体は我が国の歴史から見て間違い。
テンオウ性という制度は我々が作った物じゃ無いので。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: 河童工房('◇')
5つ星のうち 4.0 戦争の理由
義務教育の授業で習った内容は、
年表形式で何が起こったのかという、
事実・結果のみであったように記憶しています。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: teru51
5つ星のうち 4.0 入門書じゃないだろ。
中高生に対する講義形式という体裁になってるので初心者向けと思ったら痛い目あいますよ。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: kaz
5つ星のうち 5.0 歴史が好きになる
加藤先生のこのような歴史の授業を受けていたら私も絶対、歴史に興味を持ったと思います。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 木村 洋子
5つ星のうち 5.0 必読の本です
太平洋戦争について、冷静に考えた本ですので、ぜひ読みたいと思っていました。
投稿日: 6か月前 投稿者: Lucy
5つ星のうち 5.0 歴史のステレオタイプ化に果敢に挑戦する力作
... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: 白河夜舟
5つ星のうち 5.0 2014年、今、進むべき道を二度と間違わないために。
今、ドイツで憲法を研究課題として学んでいる私の息子に読んでもらいたく、贈りました。2014年、歴史が大きく動き出した感があります。このとき、進むべき道を二度と間違... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: yoshi
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