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それでも、日本人は「戦争」を選んだ
 
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それでも、日本人は「戦争」を選んだ (単行本(ソフトカバー))

by 加藤陽子 (著)
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Product Description

内容紹介

かつて、普通のよき日本人が「もう戦争しかない」と思った。
世界最高の頭脳たちが「やむなし」と決断した。

世界を絶望の淵に追いやりながら、戦争はきまじめともいうべき相貌をたたえて起こり続けた。

その論理を直視できなければ、かたちを変えて戦争は起こり続ける。

だからいま、高校生と考える戦争史講座。
日清戦争から太平洋戦争まで。講義のなかで、戦争を生きる。

*

生徒さんには、自分が作戦計画の立案者であったなら、自分が満州移民として送り出される立場であったならなどと授業のなかで考えてもらいました。講義の間だけ戦争を生きてもらいました。

そうするためには、時々の戦争の根源的な特徴、時々の戦争が地域秩序や国家や社会に与えた影響や変化を簡潔に明解にまとめる必要が生じます。その成果がこの本です。……本書「はじめに」より

◆日本だけでなく、世界の人々がなにを考え、どのような道を選択したのか、 かつての人々が残した言葉をたどりながら、詳しく鮮やかに紐解いてゆきます。縦横無尽に「戦争」を考え抜く。歴史の面白さ・迫力に圧倒される5日間の講義録◆


内容(「BOOK」データベースより)

普通のよき日本人が、世界最高の頭脳たちが、「もう戦争しかない」と思ったのはなぜか?高校生に語る―日本近現代史の最前線。

Product Details

  • 単行本(ソフトカバー): 416 pages
  • Publisher: 朝日出版社 (2009/7/29)
  • Language: 日本語
  • ISBN-10: 4255004854
  • ISBN-13: 978-4255004853
  • Release Date: 2009/7/29
  • Product Dimensions: 7.4 x 5.2 x 0.8 inches
  • Average Customer Review: 4.2 out of 5 stars  See all reviews (29 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #154 in 本 (See Bestsellers in 本)

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185 of 244 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 会議で戦争は始まらない, 2009/9/18
By レモンパイ (名古屋市) - See all my reviews
五つの戦争の戦争に関する資料をじっくり読み込み、良く咀嚼し語られている。
しかし、資料主義に徹するあまり,肝心の社会全体の流れが把握されていない。
第二次大戦について評するならば、以下のような社会情勢に全く触れられていない。

(1)1929年の世界恐慌、1932年のオタワ会議に端を発するブロック経済に
   より、持たざる国であるドイツと日本が経済的に追い込まれていったこと。
(2)そういった中で、ソビエト革命発の社会主義的イデオロギーが世界に拡散し、
   ドイツではナチス、日本では右翼社会主義的思想の台頭を許したこと。
(3)日中戦争の激化に伴い、日本はABCD方包囲陣により、経済はさらに悪化し、
   アメリカの石油禁輸により、エネルギーが枯渇することが必然となったこと。
(4)中国では「通州事件」が起き、アメリカでは「絶対的排日移民法」が成立し、
   日本人の人種・民族感情が極限に達し、政治家、軍部を戦争に駆り立てたこと。

加藤氏の解説では、あの悲劇の戦争がなぜ起こったかは誰も分からないのではないか。
多くの人が日本は戦争の反省が足りないというが、「A級戦犯」が悪かった。軍部が
悪かった。というだけでは、何も得るものはないだろう。
当時の社会問題を冷静に分析すれば、戦争に至る道には、「ブロック経済」
「イデオロギー問題」「エネルギー問題」「民族感情」等々の問題が重要な位置を
占めていたことに気づく。そして、これは今こそ私たちが問い直すべき問題だと思う。
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65 of 98 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 久しぶりに、出会えた真面な本の一冊。若き人にも年輩の方も、是非お読みになり、著者の戦争に関する解釈を知るべきと思います。, 2009/9/20
By Dr.Shigeharu Mutoh - See all my reviews
(TOP 100 REVIEWER)   
これは、著者が実際に中高生へ講義したものがもとになっている。しかし、単なる一方的な研究者としての新しい考えを教えるという形式をとらず、生徒(聴き手)に対し問いかけをすることにより、聴き手も講義の一員となる、対話形式。それを巧みにリードしていくのが著者の役割。この形式は別に新しいものではなく、分野を問わずに実施されている、優秀な教師と少数の優れた学生(あるいは生徒)の場合には昔から実行されている。この著書の場合は成功した例であろう。日本の明治維新以降の戦争に対する著者の考えを、生徒という若き触媒の存在を用いながら良く記述していると思います。この著書では歴史研究部の生徒の存在が大きいのです。これは、読む価値充分の本です。お薦め!
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7 of 10 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 素晴らしい著書なるも、日中戦争以後には陰り, 2009/11/8
By 大宅世継 (神奈川県鎌倉市) - See all my reviews
高校生を相手に、大学教授が授業をすると言うことは素晴らしいことだと思う。
高校の授業は概して教科書に囚われてしまいがちで、十分に合理的な説明がなされず、
それ故高い関心を持つ生徒にとっては欲求不満の残るものとなってしまうからだ。
だから、加藤先生が栄光学園に出向いて最新の研究に基づき講義を行ったと言うこと自体、価値あることだと思う。

内容としても、前半は迫力のあるものだった。
日本が置かれた政治経済的な状況を眺めた上で、政策担当者や知識人、当時の人々の思考をトレスしていくという手法は
「なぜこうなったのか」を実に明快に説明できているし、地政学的な視点は教科書に全く欠如しているものだと思うので、
その点も新鮮である。

しかし残念ながら、日中戦争期以降については精彩を欠いていたように思う。
他のレビュアーの方も書かれているように、マクロな経済的視野が少なくなってきていることも一因だろうが、
「各政策担当者がなにを考えていたのか」ということは述べられていても、「なぜそのような思考に向かったのか」
たとえば陸海軍と対立であるとか当時の官僚制とか、そういった構造の分析が少ないことも理由に挙げられるだろう。
胡適と日本の政策担当者を比較する時に、彼らのおかれていた状況を比較しなければ現代への意義ある洞察は得られない。

ともあれ、総体としては非常に面白い本だった。自分も高校生の時にこの様な授業が受けられればよかったのに、と切に思う。
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4.0 out of 5 stars 表紙には「高校生に語る」とあるが、内容はかなり高度

 東大大学院教授で日本近現代史を研究する著書が、神奈川県の中高一貫私立校の生徒を相手に5日間行った講義の内容をまとめたものです。... 続きを読む
Published 2 days ago by yukkiebeer

2.0 out of 5 stars 「戦争」を選んだのは、当時の権力者、指導者、決して普通の「日本人」ではない
多くの書評で、テレビ放映で好評なので、読んで見た。正直、またかと思った。残念ながら若者への公平な書と受け取られるべくいろいろな工夫をしてあるものの、反日の書とい... 続きを読む
Published 5 days ago by ほんねざる

5.0 out of 5 stars 戦争を知らない大人が真面目に読める本
“高校生に語るー日本近現代史の最前線”という帯タイトルに惹かれました。
東大教授の著者が、栄光学園の中学一年生から高校二年生の歴史研究部の... 続きを読む
Published 13 days ago by きょうパパ

5.0 out of 5 stars 歴史を考えるのによい本だ
美人歴史学者 加藤陽子先生が中高生(超難関校 神奈川... 続きを読む
Published 28 days ago by 歴史ファン

1.0 out of 5 stars 読んでいて気分が悪くなった。
皆さんの評価、高すぎませんか?... 続きを読む
Published 28 days ago by のら★にーと

4.0 out of 5 stars 安全地帯から見た歴史
明治以降の戦争のみ焦点を絞って歴史を語るという興味深い本です。

しかし、生徒相手ですが「ハイ正解」というような言葉に見られるように... 続きを読む
Published 1 month ago by 暴走するネズミ軍曹

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中学生、高校生相手の講義をそのまま本にしたと言うことで、非常に読みやすく解りやすい本になっています。... 続きを読む
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5.0 out of 5 stars 凄い。
高校生を相手に、5日間で、明治維新以後に日本が直接参加した戦争を、どのように捉えるべきか?何故こういう結末に至ったのか?を学び、そして考える講義を本にしたもので... 続きを読む
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3.0 out of 5 stars 今を知ることが先では、今足元が崩れてきてる
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