松田さんの作品はすべて購入しています。いつもは4コマメインで活動されていらっしゃいますが、こちらは短いながらもストーリー漫画の形式で描かれています。それだけでも松田さんのファンとしてはわくわくしました。
ストーリー自体はシンプルなのである程度先を読むことも出来るのですが、そのシンプルな話の中でも登場人物たちのセリフのひとつひとつは胸に届くものが多々あり、この辺りは松田さんならではの感性でうまくまとめてらっしゃるなあと思える良い1冊でした。ラストも、無理やり締めるのではないところがまた松田さんらしいです。
ただ隔月でのリアルタイム連載ということで、コミックスでまとめて読むとやや忙しく感じる部分があるのが多少勿体なかったですね。もっとじっくり読みたかったような、このぐらいでちょうどいいような…でも、作中の主人公たちももしかしたらこんな気持ちの恋をしているのかもしれません。そう思えばやはりこれがちょうどいい気もします。
また、個人的にとても嬉しかったのはカバー裏です。このカバー裏はぜひ読み終わるまでめくらないで欲しいですね、読み終わった後に見るとほんわりと幸せな気分になれると思いますので購入予定の方は是非読後に。