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20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
本書ガンダムシリーズの異色作の解説本、読んでください!,
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レビュー対象商品: それがVガンダムだ―機動戦士Vガンダム徹底ガイドブック (単行本)
文字量が多いので、ビジュアルだけを楽しみたい人には、角川書店刊行の『ニュータイプ100%コレクション』のほうがとっつきやすいかと思います。しかし、富野監督自身の絵コンテの一部をはじめ、設定画やスチールもきちんと収められているので、総合的には本書のほうが面白く読みでがあります。他のガンダムシリーズに比べ、あまり評価されない理由の一つに、本来「リアルな」ロボットものガンダム世界には反する『ギロチン』や『バイク戦艦』といった「ジャンク」な存在と、それらを出さざる得なかった背景に、バンダイによるサンライズ買収を挙げている点がなるほどと思いました。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
コンテンツ論的議論に通じる一冊,
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レビュー対象商品: それがVガンダムだ―機動戦士Vガンダム徹底ガイドブック (単行本)
「そもそもアニメは個人の作品ではなく、クリエイターの意図とスポンサーサイドのビジネスとしての側面・そして視聴者のキャパシティーが、時に衝突しながら相混ざって作り上げられるもの」という前提に立って読む本です。その上で「作り手の表現したいものが的確に表現されているか、あるいはスタジオワークの中で、個人の意図を超えて面白い表現に到達しているか」という作品論的な面では、「Vガンダム」は身も蓋もないノイズまでが当て付けのように取り込まれているけれど(バイク戦艦とか)、そういったノイズをも含め、テレビシリーズとしてまとめ上げようとする監督の気迫や、スタッフの試行錯誤が伝わってくるという点を見ると「Vガンダム」は色々と示唆に富んだ作品なのだな、ということが分かります。 もっとも、「後ろめたさなく人に勧められるか」という話になると、「それはキングゲイナーを見て下さい」という富野監督の言葉にあるように、迷走したり完全燃焼しきれなかったところもある企画だということも、また事実なのでしょう。 「後の富野作品へと繋がっていく、アニメ作りへのアプローチ」に興味のある人にとっては、示唆に富むところが少なくないのですが、まあ人を選ぶ本だと思います。
34 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
重いVガンダム本,
By レグルス (兵庫県神戸市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: それがVガンダムだ―機動戦士Vガンダム徹底ガイドブック (単行本)
個人による作品解説本という意味では『20年目のザンボット3』や『イデオンという伝説』に近いのだが、『Vガンダム』の善し悪し併せて解説していることなど、なかなか微妙な読後感がある。盲目的に絶賛しているよりは真摯なのだが…。その苦さを強調しているのが、巻末の富野監督へのインタビューである。制作者と批評者とのスタンスの違いもあるだろうが、アニメ批評への批判など、富野節全開。 とにかく";重い"本だ。
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