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それからのパリ
 
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それからのパリ [単行本]

雨宮 塔子
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

妻として、母として、そして「ひとりの女性」として―。8年目を迎えたパリ生活で考え、感じ、見つけたこと。雨宮塔子の最新エッセイ集。

内容(「MARC」データベースより)

妻として、母として、そして「ひとりの女性」として-。8年目を迎えたパリ生活で考え、感じ、見つけたこと。『ミセス』『CREA』等に掲載したものに加筆・修正し、書き下ろしを加える。

登録情報

  • 単行本: 190ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2006/06)
  • ISBN-10: 4396410972
  • ISBN-13: 978-4396410971
  • 発売日: 2006/06
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By blau
形式:文庫
『金曜日のパリ』という最初の本も読んだが、その時は感じなかった(またはわずかだった)違和感がこの本を読み終えて大きくなってしまった。
たとえば、この方は少しパリの男性に対して過剰に警戒心を抱いていると感じた。

カフェで日本語の文章に興味を持ち、話しかけてきた男性に対してー

確かに突然目の前の席に座られたら面食らうだろうが、カフェ(特にフランスのカフェ)では見知らぬ人と会話をすることはそれほど珍しくない。そもそもそれがカフェの面白さでもあるのだし、そういったコミュニケーションが煩わしいのならせめてスターバックスなどのアメリカ系のドライなカフェに行くべきだと思う。
その男性が10分経っても席を立たなかったとして”テキ”呼ばわりし、あげくの果てに一ヶ月後に偶然同じカフェで再会したとき、あろうことか”私に構わないで”と相手がショックで二の句が継げなくなってしまう言葉を投げつける。
デリカシーについて云々された方と同じ人とはとても思えなかった。

また、バスの中での出来事についてもー

知的障碍のある青年が、バスの中で誰彼構わず"Bonne annee"(あけましておめでとう)と口にしていた。
みな軽くうなずくか、同じ言葉を返していた。
あるフランス人の婦人は"Vous aussi"(あなたも)と返答した。

そこに三人の日本人観光客の女性たちが乗り込んできた。

青年は彼女たちにも"Bonne annee"と言った。

が、彼女たちは何も言わずに通りすぎた。

著者は青年の一日を台無しにしてしまったと彼女たちをなじる。

だが、想像してみてほしい。
あなたはただの観光客でフランス語も不自由だ。

そこに突然何の前触れもなく言葉をかけられて、その意味を理解できるだろうか。

"Bonjour"でも“Ca va?"でもなく"Bonne annee"である。

少なくとも私がこっちに来たばかりの頃は無理だった。

表面的な事象のみを捉えて誰かを非難する前にもう少し想像力を使えればもっと違った見方もできるのではと感じた。

あまり後味は良くなかったけれど、いろいろと考えさせられた一冊だった。
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36 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
やさしい旦那さん、二人のお子さんを持ち幸せいっぱいの雨宮塔子さんの本です。

どんなエピソード、またパリの街での暮らしぶりを案内してくれるのかとても楽しみにしていました、が、何だか話が難しすぎるというか、雨宮さんの叙情的な文章がとても読みずらく、期待していた感じとは違っていました。

最初に出した本のほうがもっと身近で読みやすい文章だったように思います。

エッセイというよりは、小説的表現を多く用いているので、パラパラ気軽に読む、といったものではないかと。

が、パリの街の空気などはよく分かる表現をされていましたし、2人のお子さんを産んでもとってもスリムでおしゃれな雨宮さんのお写真は眺めているだけで、ため息ものですヨ♪
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19 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
前作『金曜日のパリ』が4年半の連載だったのに対し、この本は一部書き下ろしとこれまで書いたものをまとめた違いが出た本だった。

単身留学でパリにきた雨宮さんが心を軋ませながら自分とも向き合う姿が印象的だったが、今回は課題も多いパリでの暮らしで、それでもそのパリで暮らしたい気持ちが綴られる。

子育て中でも綺麗でいる生きる姿勢

人とのコミュニケーションで欠かせない言葉を粋に使う

自分が信頼できるお直しをしてくれるお店などなど・・・

日本で暮らす方がきっともっと楽なんだと雨宮さんも感じているんだろう。

パリにこだわる気持ちが吐露された今回の本でそんな気持ちを感じた。

頑固だけど自然に生きたい。日本人だけどパリで暮らしたい。

2人も出産したように見えない雨宮さんの写真も、彼女の今が出ているようだった。
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